プレスリリース要約
株式会社KISは、メタバース技術を活用してバーチャル空間上に「学び・交流・体験」を融合した公共サービスを構築する「図書館デジタルエントランス」の提供を開始しました。リアルな図書館への来館が難しい層へのアプローチや、地域コミュニティの活性化を狙う自治体DXの新たな選択肢として注目されます。
株式会社KIS(本社:熊本県熊本市)は、メタバース空間を活用して自治体の図書館DXを推進する新サービス「図書館デジタルエントランス」をリリースしました。本サービスは、バーチャル空間上にデジタルな図書館の入り口を構築し、地理的・身体的な理由により実際の図書館への来館が難しい住民に対しても、等しく「学び」や「交流」の機会を提供することを目指して開発されました。国の交付金制度を活用することで導入コストを抑えられる可能性もあり、予算に限りがある地方自治体にとっても導入を検討しやすい設計となっています。
提供されるバーチャル空間には、利用案内ツアーを行う「バーチャル広場」のほか、蔵書検索や新着情報の確認ができる「図書館情報ルーム」、住民同士が交流できる「ボイスチャット機能」などが備わっています。さらに、作品や動画を展示する「展示ルーム」やイベント告知の場、クイズルームなども用意されており、単なる本の貸出窓口にとどまらない、地域コミュニティのハブとしての役割をデジタル上で再現します。自治体の個別ニーズに合わせた柔軟なカスタマイズにも対応可能です。
Journalポイント
実はこれ、ただ本を検索するだけでなく、住民が集まるサードプレイスをメタバース上に作ろうという試みなんです。
え、そうなんですか?図書館のDXというと、単に電子書籍が読めるようになるだけだと思っていました。
実は今、地方自治体では「コミュニティの希薄化」や「公共施設へのアクセスの格差」という課題があり、それを解決する手段が求められているんです。
でも、それってもともとリアルな図書館が担っていた役割じゃないんですか?
おっしゃる通りです。しかし、たとえばボイスチャット機能やバーチャル展示ルームを使うことで、リアルでは来館が難しい遠方の住民や、移動が困難な高齢者の方々も、自宅にいながらコミュニティに参加できるようになります。
なるほど!じゃあ、リアルとデジタルの両方で住民のつながりを強化できるってことですね?
その通りです。さらに、国の交付金制度を活用することで、自治体側の初期導入コストを大幅に抑えられる仕組みも整えられています。
自治体の予算は限られていますから、それは心強いですね。他の自治体でも似たようなDXの取り組みは進んでいるのでしょうか?
DXというのはデジタルトランスフォーメーションのことで、IT技術を使って業務やサービスをより良く変革することです。実は全国の自治体で、窓口業務のデジタル化やメタバースを活用した観光誘致など、様々な分野でDXへのシフトが急速に進んでいます。
なるほど、図書館を入り口にして、地域のデジタル化がさらに身近になっていきそうですね。勉強になりました!


