プレスリリース要約
サプライチェーンリスク管理サービスを提供する株式会社Resilireは、JEITAが発足した「デジタルエコシステム検討会」に参画しました。多層的で複雑なエレクトロニクス産業の供給網において、産業横断でのデータ連携基盤(産業データスペース)の構築を進め、災害や地政学リスクに強いサプライチェーンの実現を目指します。
株式会社Resilireは、一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が2026年6月1日に発足した「JEITAデジタルエコシステム検討会」に一般会員として参画したことを発表しました。近年、大規模な自然災害や地政学リスク、サイバー攻撃、部品不足といったリスクが頻発・複合化しています。有事の際に「どのサプライヤーが、どの程度影響を受けているか」を迅速かつ正確に把握するため、個社の取り組みを超えた産業横断でのデータ連携基盤である「産業データスペース」の整備が不可欠となっています。
同検討会は、国際的に相互運用可能な産業データスペース群の構築を通じて、産業横断のデータ連携を推進する枠組みです。政府が推進する「ウラノス・エコシステム」などとも連携し、日立製作所やソニー、富士通といったエレクトロニクス産業を代表する企業が参画しています。Resilireは、一次取引先の先まで含めた多層的なサプライヤー情報の可視化・リスク検知を実装してきた知見を活かし、サプライチェーンデータ連携の実装知見の提供や、経済安全保障・欧州のデジタルプロダクトパスポート(DPP)対応の推進に貢献します。
Journalポイント
実はこれ、競合他社ともデータを共有しつつ、機密情報はしっかり守る「産業データスペース」という最先端の仕組みづくりなんです。
え、競合同士でデータ共有ですか?それって自社の重要な調達ルートなどの秘密が相手に漏れてしまいませんか?
ご懸念はもっともです。実は今、欧州の「Catena-X」などを筆頭に、データを暗号化し、開示範囲を自社でコントロールできる技術が標準化されつつあるんですよ。
なるほど。でも、それってもともと政府主導の「ウラノス・エコシステム」が目指しているものと同じなんですか?
「ウラノス・エコシステム」というのは、日本の官民が連携して構築している産業データ連携基盤のことです。今回のJEITAの検討会も、この基盤と密接に連携しながら、エレクトロニクス産業での具体的なユースケースを作ろうとしています。
なるほど!じゃあ、具体的にResilireのようなリスク管理の専門スタートアップがそこに入るメリットは何なんですか?
たとえばResilireは、すでに多くの製造業で「1次取引先のその先」までサプライチェーンを可視化してきた実績があります。その「現場での実装ノウハウ」を提供することで、本当に使えるデータ連携のルール作りを主導できるんです。
なるほど。他の業界や、海外の競合企業なども同じように業界全体でのデータ連携を進めているのでしょうか?
はい、自動車業界をはじめ、化学や製薬など、サプライチェーンが複雑な業界全体がデータ連携へシフトしています。特に欧州の「デジタルプロダクトパスポート(DPP)」などの規制対応には、業界横断のデータ連携が必須になりつつあるんです。
なるほど、単なる災害対策だけでなく、国際規制を生き抜くためのインフラ作りなんですね。勉強になりました!

株式会社Resilire

- 代表
- 津田裕大
- 所在地
- 東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝 10F
- URL
- corp.resilire.jp
