プレスリリース要約

ワイズコンサルティンググループは、台湾の最新ビジネス動向をまとめた「週刊台湾ビジネスニュース」の最新号を発表しました。サーバー大手Wiwynnの北米増産や、シャープと鴻海によるAI・EV分野での連携強化など、日本企業の海外戦略や事業開発において見逃せない現地のリアルな産業動向が網羅されています。

本ニュースでは、台湾の主要産業における重要な動きが複数報告されています。まず、サーバー受託生産大手の緯穎科技(Wiwynn)が、米国の強い需要を背景にテキサス州エルパソ工場の拡張に加え、新たに3〜5基の工場建設を検討していることが明らかになりました。同社トップは「AIバブルはない」と需要の底堅さを強調する一方、材料や部品の不足が現在の課題であると指摘しています。また、シャープの河村社長が台湾を訪問し、親会社である鴻海精密工業との間で、AIサーバーや電気自動車(EV)、ロボット分野での協業をさらに推進する方針を示しました。

産業動向に留まらず、台湾の社会制度や日系企業の進出動向もカバーしています。台湾政府は年間3800億台湾元(約1.8兆円)を投じる18項目の少子化対策を発表し、0〜18歳を対象に月5000元の成長補助金を支給するなどの手厚い支援を来年1月から開始予定です。さらに、JR東日本グループのアトレがMRT台北駅地下に「メトロコーナー アトレ台北駅店」を一部オープンし、現地で人気の高い日系テナントを出店させるなど、サービス分野でも日台の結びつきが強まっています。ワイズコンサルティングはこれらの最新情報を日本語で毎日配信しています。

Journalポイント

編集部

実はこれ、台湾のサーバーメーカーが「AIバブルは存在しない」と言い切るほど、実需が非常に強いということを示しているニュースなんです。

え、そうなんですか?最近はAIブームも落ち着いてきたのかと思っていましたが、現地では違うのでしょうか?

読者
編集部

AIというのは人工知能のことで、大量のデータを学習して自動で処理する技術です。台湾の Wiwynn は米国の顧客から強い需要を受けており、テキサス州で新たに3〜5基の工場建設を検討するほど、インフラ需要が底堅いのが実態です。

でも、それだけ需要があるなら、もっと増産してどんどん売ればいいんじゃないですか?

読者
編集部

それが簡単ではないんです。現在は GPU やメモリー、ハイエンドプリント基板といった「材料・部品の深刻な不足」が最大のボトルネックになっています。つまり、作りたくても部材が足りなくて作れないという、贅沢な悩みを抱えている状態なんですよ。

なるほど!じゃあ、シャープが鴻海と連携してEVやAIサーバーを強化するというのも、そのサプライチェーンの強みを活かすためですか?

読者
編集部

EVというのは電気自動車のことで、電気を動力源として走る車を指します。その通りで、親会社である 鴻海 の強力な生産リソースと、シャープ のブランド力を組み合わせることで、成長分野でのスピード感ある市場参入と、インドや東南アジアへの展開を狙っているのです。

他の台湾企業や政府も、こうしたグローバル展開を後押しするような動きをしているのですか?

読者
編集部

はい、国を挙げた動きが活発です。例えば台湾政府は、深刻な少子化対策として年間 3800億台湾元 という巨額の予算を投じ、労働力の維持と社会の安定を図っています。こうした基盤強化があってこそ、企業のグローバルな挑戦が支えられている側面もあります。

最先端の産業成長と、それを支える国レベルの対策が連動しているのですね。とても勉強になりました!

読者
威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ) ニュース要点の図解

威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)

代表
吉本康志
所在地
中華民国台北市襄陽路9號8F 富邦銀行襄陽分行大樓
URL
www.ys-consulting.com.tw
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