プレスリリース要約
一般社団法人ジャパンデザインが運営する「熱中症予防声かけプロジェクト」は、AIキャラクターを活用した暑さ対策のライフハック動画を公式SNSで配信開始します。温暖化に伴う猛暑が予想される中、従来の堅苦しい啓発活動から脱却し、SNSでの「声かけシェア」を促す新しいアプローチとして注目されます。
熱中症予防声かけプロジェクト事務局は、2026年6月9日から9月中旬までの期間、公式SNSにてAI技術を用いて制作された暑さ対策のライフハック動画を順次配信します。配信予定数は全36本。動画のテーマは、汗や湿度、水分補給、日傘、UVケアといった身近なトピックから、暑さ対策グッズの目線で描かれたユニークなものまで多岐にわたります。視覚的に楽しく学べるコンテンツを提供することで、SNS上でのユーザー同士の自発的な情報共有(声かけシェア)を活性化させ、熱中症による被害を未然に防ぐことを目指しています。
本プロジェクトは、2011年に発足し今年で16年目を迎える官民一体の取り組みです。環境省の後援を受け、全国の自治体、官公庁、企業、民間団体が連携して啓発活動を展開しています。今回のAI動画配信は、特にスマートフォンやSNSを日常的に利用する若い世代や、従来の防災情報が届きにくかった層をターゲットにしています。AIキャラクターという親しみやすいフィルターを通すことで、お堅い「行政の啓発」を「身近なライフハック」へと変換し、シェアされやすい仕組みを構築している点が特徴です。

Journalポイント
実はこれ、単なる注意喚起ではなく、AIキャラクターを使うことでユーザーの「シェアしたい」という心理を刺激する設計になっているんです。
え、そうなんですか?熱中症の予防情報って、どうしてもお堅いイメージがありますけど、なぜAIを使うとシェアされやすくなるんですか?
AIというのは人工知能のことで、今回は親しみやすいキャラクターの生成や動画制作に活用されています。実は今、一方的な防災情報では若年層に届きにくいという課題があり、エンタメ要素が必要だったのです。
でも、それっておともと普通のイラストや人間のタレントでも良かったんじゃないんですか?
確かにそうですが、36本もの動画を短期間で制作するとなると、莫大なコストと時間がかかります。AIを活用することで、制作プロセスを大幅に効率化し、多様なテーマの動画をスピーディーに量産できたのです。
なるほど!じゃあ、低コストでたくさんのバリエーションを作って、SNSのアルゴリズムに合わせた発信ができるってことですか?
その通りです。今回は水分補給や日傘といった定番の対策だけでなく、「汗や湿度の目線」というユニークな切り口のライフハック動画も用意されており、飽きさせない工夫がされています。
他の自治体や企業も、こうしたDXを取り入れた啓発活動を行っているんですか?
DXというのはデジタルトランスフォーメーションのことで、デジタル技術で社会や組織を変革することを指します。実は今、公共分野でも紙からデジタル、そしてAIを活用した双方向コミュニケーションへの移行が急速に進んでいるんですよ。
なるほど、単なる動画配信ではなく、社会課題をデジタルで解決する大きな流れの一環なんですね。勉強になりました!


