プレスリリース要約
バーチャルヒューマンのプロデュースを手がける株式会社Awwは、対話型AIエージェント「HITO(ヒト)」の提供を開始しました。深刻化する人手不足とインバウンド需要の急増に対し、「採用せずにチームを増やす」という新たな解決策を提示しており、企業のDXや店舗運営のあり方を大きく変える可能性を指し示しています。
株式会社Awwは2026年6月9日、リアルタイムの音声AIを搭載した対話型バーチャルヒューマン「HITO」の提供を開始しました。HITOは、音声認識(ASR)、大規模言語モデル(LLM)、音声合成(TTS)を連動させることで、来訪者からの問いかけに対して最短0.85秒、平均1〜2秒という極めて短いタイムラグで自然な音声対話を実現します。これにより、施設案内や多言語での接客、頻出する質問への対応などを24時間体制で代替することが可能になります。
本サービスは、日本語、英語、中国語など最大15言語に対応し、相手の言語を自動で判別して応答します。さらに、対話内容はすべて自動でデータ化され、顧客の潜在的なニーズを分析する基盤としても機能します。ビジュアルやキャラクター性は、導入企業のブランドイメージに合わせてレンタル、セミオーダー、フルオーダーの3つのプランから選択でき、交通機関、ホテル、商業施設、医療機関など幅広い業界での導入が見込まれています。


Journalポイント
実はこれ、単なる自動応答システムではなく、企業のブランドを体現する『人格』をデザインして、人手不足の現場に配置できる新しい採用の形なんです。
え、採用しない採用ってそういうことですか?AIが本当に人間の代わりに、ホテルの受付や施設案内といった複雑な接客をこなせるんでしょうか?
背景には深刻な人手不足があります。中途採用コストは平均372万円とも言われ、宿泊・飲食業では3年以内の離職率が約30%に達しています。さらにインバウンドの急増で多言語対応も必須となり、現場の負担が限界に達していることから、このサービスが開発されました。
でも、それってもともとWebサイトにあるチャットボットや、よくある質問のページで解決できるんじゃないんですか?
そこがポイントです。HITOには『顔』があり、音声認識によって最短0.85秒で返答します。これにより、スマホを操作するのが苦手な方でも自然に会話でき、かつ最大15言語に自動で対応します。実際にホテルや商業施設での導入が想定されています。
なるほど!画面にキャラクターがいることで、親しみやすさが全然違うわけですね。でも、そのAIの頭脳となるLLMの精度や、誤った案内をしないかという点が少し心配です。
LLMというのは、大量のテキストデータを学習して人間のように自然な文章を生成するAI技術のことで、HITOでは事前に登録した自社の施設情報やFAQのみに基づいて的確に回答する仕組みをとっています。さらに、対話データはすべて蓄積され、将来の自社専用AIの育成にも活用できます。
確かに、自社データだけを使うなら安心ですね。他の会社でも、こういったデジタルヒューマンを接客に導入する動きは増えているんですか?
はい、世界的にデジタルヒューマンの市場は構造的な変化を迎えています。単に効率化するだけでなく、ブランドのファンを増やすアイコンとしてAIを活用する動きが主流になりつつあります。今回開発したAwwは、バーチャルインフルエンサー『imma』を手がけた実績があり、そのデザイン力が強みです。
なるほど、技術だけでなくブランド表現としてのクオリティも重要なんですね。とても勉強になりました!

株式会社 Aww

- 代表
- 守屋貴行
- 所在地
- 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー15階
- URL
- aww.tokyo
