プレスリリース要約

株式会社Claboが実施した暗号資産の「シードフレーズ」管理に関する実態調査で、投資家の7割以上がハッキングリスクのあるデジタル環境で保管している実態が明らかになりました。利便性を優先するあまり、資産喪失の危機に瀕している現状は、今後のWeb3ビジネスや暗号資産決済の普及において見過ごせない課題です。

株式会社Claboは、国内の暗号資産投資経験者746名を対象に、ウォレットの復元に必要な「シードフレーズ」の管理方法に関する実態調査を実施しました。その結果、最も多かった保管方法は「スマホのメモアプリ」で34.9%にのぼり、PCのファイルやクラウドストレージを含めると、全体の77.5%がインターネットに接続されたデジタル環境で管理していることが判明しました。一方で、セキュリティの定石とされる「紙に書いて保管」は22.5%にとどまっており、多くのユーザーが利便性を優先して重大なセキュリティリスクを抱えている実態が浮き彫りになりました。

調査では属性による意識の差も明確になりました。特に40代の41.2%がスマホメモを利用している一方、50代の20.0%は「シードフレーズ」という概念自体を知らないと回答しています。これに対し、投資経験5年以上のベテラン層は「紙に書いて保管(32.9%)」や「金属板に刻印(17.7%)」など、オフラインでの厳重な管理を徹底しています。一方で、投資経験1年未満の初心者層では、管理していない、または存在を知らないと答えた割合が合わせて35%を超えており、初期段階におけるリテラシー教育の不足が深刻な課題となっています。

PR Times掲載画像
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Journalポイント

編集部

実はこれ、多くの暗号資産ホルダーが、自ら資産を危険に晒しているという衝撃的なデータなんです。

え、そうなんですか?スマホのメモアプリに保存するのって、手軽で何が悪いのかピンとこないです。

読者
編集部

シードフレーズというのは、暗号資産のウォレットを復元するための「マスターキー」のようなもので、これが他人に知られると資産をすべて盗まれてしまう性質があります。実は今、スマホのウイルス感染や紛失による資産流出という課題があるんですよ。

でも、それってもともとデジタルな資産なんだから、デジタルで管理するのが普通じゃないんですか?

読者
編集部

たとえば、投資経験5年以上のベテランは、32.9%が紙、17.7%が金属板という、インターネットから完全に遮断されたオフラインの手法を選んでいます。ハッキングのリスクをゼロにするための知恵ですね。

なるほど!じゃあ、初心者の人たちも同じように対策できているんですか?

読者
編集部

残念ながら、投資経験1年未満の初心者のうち、約35%がシードフレーズを「管理していない」か「存在すら知らない」と答えているんです。

他の金融業界でも、こういったユーザーのリテラシー不足によるトラブルはあるんでしょうか?

読者
編集部

実は業界全体が、ユーザーの自己責任に頼る限界を感じており、セキュリティを自動化する方向へシフトしています。

なるほど、便利さと安全性のバランスが今後の鍵なんですね。勉強になりました!

読者
株式会社Clabo ニュース要点の図解

株式会社Clabo

代表
上野育真
所在地
東京都港区六本木一丁目4番5号 アークヒルズ サウスタワー16階
URL
www.clabo-inc.co.jp

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