プレスリリース要約

株式会社NITACOは、建設業界の深刻な人手不足と2024年問題への対策として、図面から数量を自動で拾い出し見積のたたき台を作成する「積算AI」の提供を開始しました。各社で異なる積算フローや単価マスタに合わせる「完全カスタマイズ受託型」で提供し、最大70%の工数削減を目指す注目のサービスです。

本サービスは、PDF、CAD、紙図面のスキャンデータからAIが数量を自動算出し、自社の単価マスタを反映してExcel形式の内訳書や見積書を出力するシステムです。従来は手作業で1件あたり2〜3日かかっていた積算業務を、半日程度に短縮することを目指します。積算業務は拾い漏れによる利益損失リスクや、ベテラン社員への属人化が大きな課題となっていました。資材価格の上昇や就業者数の減少、時間外労働の上限規制が重なる中、本サービスは建設企業の生産性向上を強力に支援します。

サービスの大きな特徴は、汎用的なSaaSパッケージではなく「完全カスタマイズ受託型」で提供される点です。工種や単価表、元請指定の帳票フォーマットが会社ごとに異なるため、自社のやり方にAIを完全に合わせるアプローチをとっています。導入にあたっては、まず30〜60分の「無料診断」を行い、現在の積算フローや図面形式を棚卸しして自動化できる範囲や構築規模を明確にします。内装、新築、足場、土木、設備など、あらゆる工種に対応可能です。

Journalポイント

編集部

実はこれ、従来のソフトウェアのように企業のやり方を変えさせるのではなく、AIを企業のやり方に合わせるという逆転の発想で作られているんです。

え、そうなんですか? システムを導入するときって、普通は会社の業務ルールをシステム側に合わせるものだと思っていました。

読者
編集部

そうですよね。ですが積算業務は会社ごとに工種や帳票、単価マスタが全く異なるため、パッケージ製品では現場が使いこなせず、結局手作業に戻ってしまうという課題があったんです。

なるほど。でも、完全カスタマイズとなると開発が大変そうです。そもそも、AIに図面を渡すだけで本当に見積もりのたたき台ができるんですか?

読者
編集部

はい。PDFやCADなどの図面データを読み込ませると、AIが自動で数量を拾い出します。そこに自社の単価表を掛け合わせることで、これまで2〜3日かかっていた作業を半日程度に縮められます。

それはすごいですね!じゃあ、積算担当のベテラン社員はもう不要になって、すべてAIだけで完結するということですか?

読者
編集部

いいえ、最終確認は必ず人間が行います。AIが8割のたたき台を作り、最後の2割をプロがチェックする。この人とAIの協業こそが、ミスを防ぎつつ工数を70%削減する鍵なんです。

なるほど。最近よく聞くSaaS型での提供ではなく、受託開発にしているのも何か理由があるのでしょうか?

読者
編集部

SaaSというのは必要な機能を月額制で利用するクラウドサービスのことですが、NITACOはあえてそれをせず受託開発型にこだわっています。各社専用のAIを構築することで、現場の定着率が劇的に上がります。

自社専用のAIだからこそ、現場に拒絶されずスムーズに導入できるわけですね。建設業界のDXの進め方として、非常に勉強になりました!

読者
株式会社NITACO ニュース要点の図解

株式会社NITACO

代表
新田顕大
所在地
東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル8b
URL
nitaco.jp
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