プレスリリース要約

Physical AIスタートアップのZen Intelligenceが、NEDOの『ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU事業)』STSフェーズに採択されました。建設業界の深刻な労働力不足に対し、建設特化型の『World Model(世界モデル)』開発による解決を目指す同社の取り組みは、産業DXの新たな旗手として注目を集めています。

Zen Intelligenceは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する『ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU事業)』の第9回公募において、STSフェーズ(実用化研究開発・前期)に採択されました。本採択により、同社はGPU計算資源の活用やデータセット構築に関する補助を受け、建設特化型World Modelの開発を加速させます。これにより、建設現場における供給力不足という社会的課題の解決に挑みます。

同社が採択されたSTSフェーズでは、要素技術の研究開発や試作品開発に加え、事業化に向けた技術開発の方向性を決める事業化可能性調査(FS)への支援が行われます。Zen Intelligenceは、物理現場の3次元空間において知覚・推論・行動する『Spatial Intelligence(空間知能)』を開発するスタートアップです。すでに建設業向けに3D Visionと基盤モデルを融合した施工管理自動化AIプロダクト『zenshot』を展開しており、今回の支援を通じてさらなる技術基盤の強化を図ります。

Journalポイント

編集部

実はこれ、単に書類をデジタル化するような話ではなく、建設現場そのものをAIに『理解』させる壮大なプロジェクトなんです。

え、現場を理解するってどういうことですか?これって最近よく聞く DX とは何が違うんですか?

読者
編集部

DXというのは、データやデジタル技術を用いて業務やビジネスモデルを変革することです。今回の技術は、単なる業務のデジタル化を超えて、現実世界に直接作用する Physical AI の領域に踏み込んでいます。

物理的なAIということですね。でも、建設現場って毎日状況が変わるから、AIで管理するのは難しいんじゃないですか?

読者
編集部

まさにそこが課題でした。そこで開発するのが World Model、つまり『世界モデル』です。これは、AIが現実世界の物理的なルールを学習し、次に何が起こるかを予測・シミュレーションする技術なんです。

なるほど!AIが先回りして状況を予測できるようになるんですね。具体的にはどう活用されるんですか?

読者
編集部

たとえば、同社が展開する zenshot という製品では、3Dビジョンを使って施工管理を自動化しています。将来的には、現場の進捗や安全性のリスクをAIが自律的に判断し、現場監督の負担を劇的に減らすことが期待されています。

それはすごいですね。他の業界や会社でも、同じように現実世界をAIで変えていく動きがあるのでしょうか?

読者
編集部

はい、産業のあり方をAI前提で再構築する動きが世界中で加速しています。日本政府も NEDO の支援事業などを通じて、こうした現実空間を扱うディープテック分野への投資を国策として強化しているんです。

単なる効率化ではなく、産業そのものをアップデートする挑戦なんですね。よく分かりました!

読者
Zen Intelligence株式会社 ニュース要点の図解

Zen Intelligence株式会社

代表
野﨑大幹
所在地
東京都中央区八丁堀2丁目14番1号 住友不動産八重洲通ビル6F
URL
zen-intelligence.ai
採用情報はこちら

この企業とつながりたい方、興味がある方はこちらから

Connect Journalでは、掲載企業へのおつなぎ・詳細情報のご提供を行っております。
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ