プレスリリース要約
株式会社ハイウェイは、シリーズAラウンドで約3億円の資金調達を実施しました。同社は、多くのBtoB企業が抱える「代理店営業の属人化と業務負荷」という課題に対し、問い合わせ対応や見積作成を自律的に行うAIエージェントの開発を進めており、間接販売モデルのDXを加速させる存在として注目が集まっています。
株式会社ハイウェイは2026年6月10日、既存投資家であるDNX Venturesを引受先としたシリーズAラウンドにおいて、約3億円の資金調達を実施したと発表しました。これにより、同社の累計資金調達額は4.65億円に達しました。今回調達した資金は、主力プロダクトである自律型CRM/PRM「Hiway」におけるAIエージェント機能の開発や、エンタープライズ企業へのシステム導入支援体制の強化、そしてエンジニアやビジネスサイドの採用活動の本格化に充てられる予定です。
同社が提供する「Hiway」は、代理店や販売店を介した間接販売ビジネスにおける営業活動をAIで支援するサービスです。従来、メーカーと代理店の間で発生していたメールや電話による問い合わせ対応、見積作成、納期確認といった煩雑な実務を、AIエージェントが自律的に一次処理します。情報を各社のCRMへ還流させることで、これまでブラックボックス化しがちだった代理店とのコミュニケーションデータを可視化し、売上最大化を図るレベニューオペレーション基盤を提供します。
Journalポイント
実はこれ、代理店営業の現場で発生する泥臭い実務をAIが直接片付けてくれるという、非常に実用的なサービスなんです。
え、そうなんですか?営業管理にはすでに CRM などのツールが導入されているイメージですが、何が違うんですか?
CRMというのは「顧客関係管理システム」のことで、顧客情報を記録・管理するツールのことです。実は従来のツールは、活動の「記録」はできても、メールの問い合わせに返信したり、見積もりを作ったりする「実務」は人間が手作業で行う必要があったんです。
でも、それってもともと営業アシスタントや事務の方が手作業でやるのが当たり前になっていたんじゃないんですか?
たとえば、あるメーカーでは毎日届く「この商品の納期は?」「見積を急ぎでほしい」といった連絡に追われ、営業担当者が本来の提案活動に時間を使えない状況があります。こうしたノンコア業務が業務全体の半分以上を占めることもあるんですよ。
なるほど!じゃあ、その面倒な一次対応を AIエージェント が代わりにやってくれるってことですか?
AIエージェントというのは、指示を受けて自律的に業務を実行するAIプログラムのことです。Hiwayでは、届いたメールからAIが商品や数量を読み取り、過去のデータをもとに自動で見積書や回答のドラフトを作成します。人間はそれを最後にチェックして「承認」するだけで済むんです。
これまではポータルサイトで情報共有するツールが主流でしたが、他社もこのようなAIによる実務自動化に乗り出しているんですか?
実は業界全体が、単なる「データの記録」から「AIによる実務の自動化」へとシフトしています。特に労働人口が減少する日本では、間接販売の効率化は企業の死活問題であり、この領域の自動化ニーズは急速に高まっています。
なるほど、単なる効率化を超えて、売上を増やすための強力な武器になりそうですね。非常に勉強になりました!


