プレスリリース要約
セゾンテクノロジーは、企業におけるAIエージェントや生成AIモデルの統合運用管理とガバナンスを強化するAI業務実行基盤「Agent Orchestration」を2026年7月1日より提供開始します。全社的なAI活用が進む一方で課題となる「シャドーAI」やコスト高騰を防ぎ、安全なビジネス実装を支援する注目の新サービスです。
本サービスは、セゾンテクノロジーが提供する日本発のiPaaS(クラウド型データ連携プラットフォーム)「HULFT Square」のプランの一部として展開されます。企業の業務プロセスで必要となるAIエージェントの作成、生成AIモデルや社内データとの連携設定、さらにはエージェントの行動制限や業務遂行能力の管理までを統合的にコントロールできるのが特徴です。また、利用状況の可視化や課金の高騰抑制といったコスト管理機能も備えており、企業のAI導入におけるプロセス、モデル、コストの3つの面からガバナンスを強化します。
提供プランは、本機能が標準装備された「AI-Startパック」が月額68万円(税別)から利用可能。既存の「Standardプラン」や「Enterpriseプラン」のユーザーは、月額20万円(税別)のアドオンとして追加できます。これにより、社内に散在するデータベースやWeb検索機能と連携した「データ分析チャットボット」の構築などが可能となり、自然言語でのデータ分析から他システムと連携した業務ワークフローの実行までをシームレスにつなぐことができます。


Journalポイント
実はこれ、単なるAIツールを増やすのではなく、企業が全社でAIを安全に『乗りこなす』ための管制塔のような役割を果たすサービスなんです。
管制塔ですか?AIを導入するだけでも大変なのに、それを管理する仕組みがなぜ今必要とされているのですか?
実は今、社員が会社に無断でAIを使うシャドーAIや、AIの使いすぎによるコスト高騰が企業の大きな課題なんです。勝手に機密データをAIに入力されては困りますよね。
確かに情報漏えいは怖いです。でも、それって既存のセキュリティ対策ツールやSaaSの機能だけでは防げないものなんですか?
SaaSというのは必要な機能をネット経由で利用するサービスのことですが、AIの場合は複数のシステムやデータと連携して自律的に動くため、一元管理が難しいのです。たとえば、今回のサービスでは、AIエージェントがアクセスしていいデータ範囲を制限したり、月額の利用枠を可視化したりできます。
なるほど!じゃあ、この基盤を使えば『このAIエージェントにはこのデータだけを見せる』という細かい設定ができるってことですか?
その通りです。さらに同社のデータ連携技術を活かして、社内のデータベースから必要な情報を検索して回答を生成するRAGの精度も高められます。自然言語で指示するだけで、データ分析から他システムへのデータ登録といったワークフローまで自動で実行できるようになります。
RAGというのは何ですか?最近よく耳にしますが、他のIT企業も似たようなAI管理ツールを出しているのでしょうか?
RAGというのは、AIが社内文書などを検索して正確な回答を作る技術のことです。他社もAI開発ツールは出していますが、セゾンテクノロジーのように長年培ったデータ連携技術とAIのガバナンス管理を一体化して提供できる企業は、国内でも非常に稀で強みとなっています。
なるほど、データ連携のプロだからこそ、安全で高精度なAI活用基盤が提供できるわけですね。非常に勉強になりました!


