プレスリリース要約

富山県に拠点を置く産業機械メーカーの株式会社スギノマシンは、独立行政法人日本学生支援機構が発行する「ソーシャルボンド」への投資を発表しました。同社による同債券への投資は2回目となります。地方の「グローカルニッチリーダー」が実践する、教育支援を通じたESG投資の先進的な取り組みとして注目されます。

株式会社スギノマシンは、2026年6月9日に独立行政法人日本学生支援機構が発行した「第83回日本学生支援債券(ソーシャルボンド)」への投資を行いました。本債券の発行額は300億円、償還日は2028年6月20日の2年債です。調達された資金は、同機構が実施する奨学金事業のうち、貸与奨学金の財源として全額が活用される予定です。これにより、日本国憲法や教育基本法が定める「教育の機会均等」や、SDGsの目標4である「すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」の達成に貢献することを目指します。

スギノマシンは、1936年創業の富山県滑川市に本社を置く企業です。「超技術」を駆使した高圧ジェット洗浄装置や超高圧水切断装置などの開発・製造を手がけ、世界のニッチ市場でトップシェアを狙う「グローカルニッチリーダー戦略」を展開しています。同社は地域の学校や行政機関などと連携し、次世代人材の育成に注力してきました。今回のソーシャルボンドへの投資は、2024年6月の第75回債に続く2回目の実施となります。また、2024年2月には石川県が発行した「グリーンボンド」にも投資しており、SDGs債への投資を通じた社会的責任の遂行を継続しています。

Journalポイント

編集部

実はこれ、地方の優良企業が「金融投資」という形で間接的に地域社会や次世代を支援する、非常にスマートな ESG投資 の実践例なんです。

え、そうなんですか?製造業の会社が、なぜ自社の事業とは直接関係なさそうな 奨学金 の債券を買うのか不思議に思っていました。

読者
編集部

実は今、地方企業にとって「次世代の人材不足」は深刻な課題なんです。将来の産業を支える若者を育てることは、自社の持続可能性にも直結します。

でも、それってもともと国や行政が中心となって支援すべき分野じゃないんですか?民間企業がやる意味はあるんでしょうか。

読者
編集部

おっしゃる通りですが、公的な資金だけではカバーしきれない部分を、民間資金が ソーシャルボンド を通じて補う仕組みが広がっています。具体的には、今回の 300億円 の債券が学生たちの貸与奨学金の財源として使われます。

なるほど!じゃあ、スギノマシンのような企業がお金を出すことで、間接的に進学を諦めずに済む学生が増えるってことですか?

読者
編集部

その通りです。スギノマシンは地方から世界を目指す グローカルニッチリーダー を掲げており、地域の学校とも連携しています。教育を支援することは、自社や地域社会の未来への投資になるわけです。

素晴らしい仕組みですね。他の会社も同じように SDGs に関連した投資をしているんですか?

読者
編集部

SDGsというのは「持続可能な開発目標」のことで、その達成を目指す事業に資金を投じる動きが業界全体で活発化しています。スギノマシン自身も、過去に石川県の グリーンボンド に投資するなど、環境保全にも資金を回しているんですよ。

なるほど、ただの財務運用ではなく、社会貢献と自社の未来への投資を両立させているんですね。勉強になりました!

読者
株式会社スギノマシン ニュース要点の図解

株式会社スギノマシン

代表
杉野 岳
所在地
富山県滑川市栗山2880番地
URL
www.sugino.com
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