プレスリリース要約

株式会社デジタル・ナレッジは、小中高の教員を対象とした学校での生成AI活用に関する調査結果を公開しました。教員の約9割がその効果を実感している一方、活用の成熟度が高まるにつれて、懸念点が「学力低下」から「運用・管理」へと変化している実態が明らかになり、教育現場での定着に向けた新たな課題が示されています。

本調査は、eラーニング専門ソリューション企業である株式会社デジタル・ナレッジが運営するeラーニング戦略研究所が、2026年4月に小中高の教員ら133名を対象に実施したものです。調査結果によると、教員の84.2%が「会議・報告資料作成」などの校務で、74.4%が「教材作成」などの授業準備で生成AIを活用しており、利用した教員の約9割がその効果を実感していることが判明しました。一方で、学校間でのガイドライン整備や教員研修の実施状況には差があり、「ルールが未整備」「指導方法がわからない」といった現場の悩みも浮き彫りになっています。

生徒によるAI利用についても拡大傾向にあり、授業での利用経験は18.8%、自主利用の把握は25.6%に上ります。利用用途は「調べ学習」や「発表資料作成」が中心ですが、教員側には思考力低下への懸念や、AI利用の判別の難しさ、情報の正確性に対する不安が根強く存在します。本調査では、ルール整備や利用状況から「AI活用成熟度」を4段階に分類。成熟度が高い学校ほどAIの有用性を高く評価している一方で、懸念内容が「学力低下」から「運用・管理」へとシフトしていることが分かり、定着段階に応じた支援の必要性が示されました。

PR Times掲載画像
PR Times掲載画像

Journalポイント

編集部

実はこれ、学校の AI活用成熟度 が高まるほど、現場の抱える課題がよりビジネスライクな『管理・運用』へと変化していく傾向があるんです。

え、そうなんですか? 学校でも一般の企業と同じような組織のマネジメント課題が生まれているということですか?

読者
編集部

その通りです。最初は『生徒の学力が低下するのでは』という漠然とした不安があるのですが、導入が進むと『ルール整備』や『指導方法の標準化』が課題になります。

レベルが上がると悩みも変わるんですね。でも、それってもともと学校や教員個人によってITに対する得意・不得意があるからじゃないんですか?

読者
編集部

確かに対応に差はあります。数字で言うと、教員の 校務での利用率 は84.2%、授業準備でも74.4%に達しており、個人レベルの利用はかなり進んでいます。しかし、学校としてのガイドライン策定や教員研修が追いついていないのが現状なんです。

なるほど!学校も企業のように DX を進める中で、個人任せにするのではなく、組織としてのサポート体制が追いついていないということですね?

読者
編集部

DXというのはデジタルトランスフォーメーションのことで、デジタル技術によって業務や組織そのものを変革することを指します。学校もまさにその変革期にあり、個人利用から組織的な仕組みづくりへの移行が求められています。

他の業界や一般的な企業でも、同じように導入の成熟度によって課題が変化していくものなのでしょうか?

読者
編集部

はい、多くの企業でも同様です。最初はセキュリティへの懸念から入りますが、活用が定着すると『いかに安全に社内データを連携させるか』や『全社的な利用ガイドラインの構築』が主眼になります。学校現場の動きは、社会全体の縮図と言えますね。

教育現場のAI活用から、組織マネジメントやガバナンスの重要性がよく見えてきました。とても勉強になりました!

読者
株式会社デジタル・ナレッジ ニュース要点の図解

株式会社デジタル・ナレッジ

代表
はが弘明
所在地
東京都台東区上野5-3-4 eラーニング・ラボ 秋葉原
URL
www.digital-knowledge.co.jp
採用情報はこちら

この企業とつながりたい方、興味がある方はこちらから

Connect Journalでは、掲載企業へのおつなぎ・詳細情報のご提供を行っております。
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ