プレスリリース要約
マジセミ株式会社は、西日本の製造業を対象に、長年の継ぎ足し開発でブラックボックス化した基幹システムを可視化し再設計するウェビナーを開催します。田中電機工業が主催し日本IBMが協力する本イベントは、全面刷新のリスクを避け、AI技術や最新フレームワークを用いて段階的にモダナイゼーションを進める現実的な手法を提示します。
多くの製造業において、生産管理システムは長年の機能追加や改修を経て現場を支えてきましたが、一方でシステムの複雑化や属人化が深刻な課題となっています。特にCOBOLや.NET、Java、SAPなど、異なる世代の技術が混在する「継ぎ足し開発」によるブラックボックス化は、変化の激しい市場環境への対応やDX推進の大きな足かせです。本ウェビナーでは、こうした既存のIT資産をどのように可視化し、再設計すべきかという具体的なアプローチが解説されます。
セミナーでは、日本アイ・ビー・エム株式会社の協力のもと、既存資産の可視化ツールである「IBM Bob」の最新動向や活用ポイントが紹介されます。さらに、AIエージェントの活用可能性や、IBMのERPフレームワーク、IBM PowerVSを用いた段階的なモダナイゼーションの考え方が示されます。一括での全面刷新というハイリスクな選択肢ではなく、現状維持でもない、リスクを最小限に抑えながらシステムの価値を高めていく「現実的な次の一手」を模索する内容となっています。

Journalポイント
実はこれ、長年使い続けたシステムを壊さずに、最新のAIやクラウド技術を使って効率的に生まれ変わらせる方法を提案しているんです。
え、そうなんですか?古いシステムって、やっぱり全部新しいものに買い替えないと DX は進まないと思っていました。
DXというのはデジタルトランスフォーメーションのことで、デジタル技術でビジネスを変革することです。実は、すべてを一度に刷新するのはコストや業務停止のリスクが非常に高いんですよ。
確かに、一から作り直すのは大変そうです。でも、長年の継ぎ足しでブラックボックス化したシステムをどうやって整理するんですか?
そこで登場するのが、既存のシステム資産を自動で分析して可視化する IBM Bob というツールです。たとえば、複雑に絡み合ったプログラムの関連性を目に見える形にすることで、どこに手を加えればよいかが一目でわかるようになります。
なるほど!それなら現状がよく分かりますね。可視化した後は、やっぱり一気に新しい ERP などの統合システムへ移行するのでしょうか?
ERPというのは企業全体の資源を統合管理する基幹システムのことです。移行は一気に行うのではなく、IBM PowerVS などのクラウド環境を活用し、重要な部分から段階的にモダナイゼーションを進めていきます。
一気に変えるのではなく、少しずつ変えていくのですね。他の製造業でも、このように段階的にシステムを新しくしていく手法が主流になっているのでしょうか?
はい、特に歴史のある中堅・大手の製造業では、業務を止めないために段階的移行を選択する企業が増えています。AIエージェントなどの最新技術を部分的に組み込むことで、既存の強みを活かしながら進化させているんです。
現状を活かしながらリスクを抑えて賢くデジタル化を進める方法があるのですね。とても勉強になりました!

