プレスリリース要約
SocioFutureは、マイナンバーカードを活用した金融手続きポータルサービス「@Connect」を南日本銀行へ提供開始しました。マネーロンダリング対策などで金融機関の顧客管理厳格化が求められる中、オンラインでの手続き完結により業務効率化と顧客利便性の向上を同時に実現する、地域金融機関のDX事例として注目されます。
SocioFuture株式会社は2026年6月11日、高いセキュリティを備えた認証アプリとマイナンバーカードを活用した金融手続きポータルサービス「@Connect(アットコネクト)」を、株式会社南日本銀行へ提供開始したと発表しました。本サービスの導入により、同行の口座保有者はスマートフォンなどから場所や時間を問わずに登録情報の変更届出を行えるようになります。南日本銀行では、まず口座保有者が能動的に届出変更を行える「諸届変更」機能の利用を開始し、窓口業務の効率化とペーパーレス・印鑑レス化を推進します。
「@Connect」は、近年強化されている金融犯罪対策に伴い、金融機関に顧客情報管理の徹底が求められている背景から2025年に開発されたサービスです。主な機能として、マイナンバーカードを用いた「諸届変更」機能のほか、金融機関側から口座保有者へ登録情報の最新状況の確認を自動で依頼できる「継続的顧客管理」機能を提供します。口座保有者は同一のプラットフォーム上で複数の口座情報の届出変更を行うことも可能となり、金融機関の窓口に設置した端末を通じて来店時の手続きにも活用できる柔軟な設計が特徴です。


Journalポイント
実はこれ、単なるオンライン手続きの導入ではなく、銀行の BPaaS、つまり業務プロセスの外部委託化を加速させる第一歩なんです。
BPaaSという言葉を初めて聞きました。これは単なる金融機関向けのITシステムとは何が違うのでしょうか?
BPaaSというのは業務プロセスそのものをクラウド経由で提供する仕組みのことで、システム構築だけでなく運用まで委託できます。実は今、多くの地方銀行が 人員不足とコスト削減 という深刻な課題を抱えており、システム投資を抑えつつ迅速にDXを進める必要があります。
なるほど、業務ごとアウトソーシングするのですね。でも、マイナンバーカードを使った本人確認って、本当に安全なのでしょうか?
はい、今回のサービスでは 公的個人認証(JPKI) を活用しています。スマートフォンのICチップ読み取り機能とマイナンバーカードを組み合わせることで、なりすましを防止し、極めて高い精度での本人確認が瞬時に完了します。
JPKIという言葉が出てきましたが、これはいったいどういう仕組みなのでしょうか?初心者にも分かりやすく教えてください。
JPKIというのは公的個人認証サービスのことで、マイナンバーカードのICチップに記録された電子証明書を利用して、オンラインで安全に本人確認を行う仕組みです。これにより、従来の 確認書類の郵送往復 や、銀行員による目視確認の作業が一切不要になります。
それは便利ですね!南日本銀行以外でも、同じようなシステムを導入する動きは今後増えていくのでしょうか?
確実に増えています。金融庁のガイドラインでも 継続的顧客管理 の徹底が求められており、業界全体が対面から非対面、そしてデジタル完結型へのシフトを急いでいます。今後はさらに顔照合技術なども組み合わされ、より多様なチャネルで展開される見込みです。
マイナンバーカードが銀行の手続きをここまで便利にするとは驚きでした。とても勉強になりました、ありがとうございます!


