プレスリリース要約
一般社団法人両替商協会は、株式会社Spicy Companyの技術協力を得て、海外製インゴットや相続した金地金の現金化に悩む消費者を支援する「海外製 金インゴット ご相談窓口」を2026年6月20日に開設します。金価格が史上最高値を更新する中で顕在化する「資産流動化問題」への新たな解決策として注目されます。
歴史的な金価格の高騰を背景に、国内の店頭小売価格は一時1グラムあたり3万円を突破し、現在も2万5千円前後の高値圏を維持しています。本来であれば資産の売り時ですが、海外で購入したインゴットや相続した金地金について、「買取を断られた」「相場より大幅に減額された」といったトラブルが多発しています。海外製インゴットは国内で馴染みの薄い刻印が多く、真贋や品位の証明が困難なことが原因です。この「売れない金」の実態を把握するため、同協会は相談窓口の開設と同時に、全国規模の「海外金地金 保有者実態調査」も開始します。
新たに開設される相談窓口は、匿名や仮名での相談が可能で、全国から無料で受け付けます。同協会の附属機関である「貴金属認証機構(PMCA)」が、量子磁気センサや蛍光X線分析などの先進技術を統合した鑑定システム「PMAS-1」を用いて、科学的かつ中立的な鑑定を行います。これにより、特定の買取業者に依存しない客観的な真贋・品位の鑑定書を発行し、滞留する個人資産の正規流通を促します。株式会社Spicy Companyは、この鑑定システムの構築等で技術提供を行っています。
Journalポイント
実はこれ、金相場の高騰によって、これまで眠っていた「訳ありの金」が一気に市場に吐き出されたことで表面化した問題なんです。
え、そうなんですか?金であれば世界中どこでも、同じ価値ですぐに買い取ってもらえるものだと思っていました。
実は今、海外製インゴットの流通において、偽造技術の高度化や、国内で認知度の低いブランドの鑑定が難しいという課題があるのです。そのため、買取店側もリスクを恐れて、鑑定書のない海外製インゴットの買い取りを拒否するケースが増えています。
でも、それってもともと信頼できる貴金属の専門店であれば、その場ですぐに真贋を見分けられるものじゃないんですか?
専門店の目利きでも、内部に異物が混入された精巧な密造品などを見抜くのは困難です。そこで今回の窓口では、PMCAが開発した先進的な鑑定システムを使って、科学的データに基づいて真贋を証明するアプローチを取っているんですよ。
なるほど!そのPMCAというのはどういった組織のことで、具体的にはどのような最新の鑑定技術が使われているのでしょうか?
PMCAというのは貴金属認証機構のことで、科学的な鑑定を行う中立機関です。ここでは量子磁気センサや蛍光X線分析などを組み合わせた「PMAS-1」というシステムを使い、金の純度だけでなく内部の構造まで非破壊で一瞬で分析することができるんです。
非常に高度なシステムですね。他の大手買取会社でも、同じような高性能な鑑定システムを導入しているところはあるんですか?
実は業界全体が、個人の経験則に頼る鑑定から、こうした科学的データに基づく標準化へとシフトしつつあります。ただ、特定の買取業者だと利益相反が生じる可能性があるため、両替商協会のような中立の業界団体が鑑定書を出すことに大きな意味があるのです。
中立な立場での鑑定書があれば、買い叩かれる心配もなく安心して売却ができますね。非常に勉強になりました!

株式会社Spicy Company

- 代表
- 小宮久
- 所在地
- 東京都渋谷区恵比寿4丁目7番6号
- URL
- spcg.jp
