プレスリリース要約

テクノポートは、NISSHAグループの受託加工メーカーであるNISSHAインダストリーズのWebマーケティングを支援し、月間訪問者数を最大3倍に増加させました。技術紹介に留まっていたサイトを「顧客の課題解決」起点へと再構築した本施策は、B2B製造業のデジタル変革における好例として注目されます。

製造業専門のWebマーケティング支援を行うテクノポートは、NISSHA株式会社の100%出資子会社でフィルム受託加工を手がけるNISSHAインダストリーズに対し、約3年間にわたるWebサイト改善とSEO対策の伴走支援を実施しました。その結果、Webサイトの月間訪問者数は最大3倍に達し、問い合わせの件数だけでなく、成約可能性の高い「検討段階の見込み顧客」からの質の高い問い合わせが増加しました。受託加工という、差別化や実績公開が難しい事業特性を克服し、新規顧客開拓に直結するWebリード獲得基盤を構築したことが今回の発表の核心です。

NISSHAインダストリーズは、開発段階の試作から量産まで対応できる高い技術力を持ちながらも、従来のWebサイトでは「できる加工技術」の羅列に留まり、顧客の具体的な課題をどう解決できるのかが伝わりにくい状態でした。そこでテクノポートは、設計者や技術者が検索するキーワードを分析し、顧客の課題を起点としたページ改修を推進。さらに、受託加工メーカーにとって最大の障壁となる「機密保持による実績公開の制限」に対し、社内で開示可能な情報を精査して段階的にコンテンツ化するアプローチをとり、検索エンジンからのオーガニック流入を強化しました。

Journalポイント

編集部

実はこれ、単にWebサイトをおしゃれにしたのではなく、技術者の「検索キーワード」を徹底的に分析して構成をガラリと変えたんです。

え、デザインではなくキーワードなんですか?普段あまり表に出ない技術職の人たちも、実際にWebで検索して取引先を探すものなのですか?

読者
編集部

そうなんです。多くの技術者は「この加工はできるか」「この素材を扱えるか」という具体的な課題を持って検索します。しかし、従来のサイトは「自社の設備紹介」に留まり、課題解決に繋がる情報が不足していたのです。

でも、自社の技術力をアピールするためには、どのような設備を持っているのかを詳しく載せるのが一番手っ取り早い気がするのですが、違うのでしょうか?

読者
編集部

設備名だけでは、専門知識がないと自社の課題に使えるか判断できません。そこで NISSHAインダストリーズ は、「コーティングができる」という見せ方から、「顧客のどんな課題を解決できるか」という表現へ変更しました。

なるほど!買い手側の目線に立つということですね。ちなみに、今回の施策でよく使われている SEOB2B マーケティングって、具体的にはどういう役割を果たしているのですか?

読者
編集部

SEO というのは検索エンジン最適化のことで、B2B は企業間取引のことです。今回は、製品の設計者が検索しそうな専門用語を予測してページを作ることで、購買意欲の高い顧客をサイトへ呼び込む役割を果たしました。

技術者のニーズを先回りして待ち伏せるわけですね。これって、他の製造業の会社でも同じように効果があるアプローチなのでしょうか?

読者
編集部

はい。実は今、日本の製造業全体で「下請け脱却」や「新規開拓」のためにデジタル活用を急ぐ動きが強まっています。自社の技術を言語化してWebで発信することは、これからの製造業の標準になりつつあります。

優れた技術があっても、伝わらなければ存在しないのと同じですもんね。Webサイトの役割について、とても勉強になりました!

読者
テクノポート株式会社 ニュース要点の図解

テクノポート株式会社

代表
徳山正康
所在地
東京都港区港南1-8-15 Wビル2F LIBPORT品川
URL
techport.co.jp
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