プレスリリース要約
神戸リゾートサービス株式会社が運営する「神戸布引ハーブ園/ロープウェイ」にて、約1,500株のアジサイが見ごろを迎えました。同園は標高400メートルの立地を活かした12のテーマガーデンを展開しており、季節ごとの景観を活かした体験価値の創出と、高付加価値なリゾート空間の提供に注力しています。
神戸布引ハーブ園では、2026年6月中旬から7月下旬にかけて、園内3つのエリア(展望エリア、中腹エリア、ガーデンエリア)で約1,500株のアジサイが最盛期を迎えます。植栽されているのは、セイヨウアジサイやガクアジサイ、アナベルなど多種多様な5品種です。エリアごとに異なるロケーションが用意されており、木漏れ日の中を散策できる「林の小径」や、ヨーロッパの古城をモチーフにした「展望レストハウス」など、それぞれの空間コンセプトに合わせた景観設計が施されています。
同施設は、新幹線・神戸市営地下鉄「新神戸駅」から徒歩約5分、そこからロープウェイで約10分の空中散歩を経てアクセスできる都市近郊型のリゾートです。約4ヘクタールの広大な敷地に広がるハーブ園は、四季折々約200種75,000株のハーブや花々が彩り、単なる観光地にとどまらず、レストランやカフェ、テラス、ハンモックエリアなどを備えた滞在型コンテンツとして整備されています。今回の「アジサイのある風景」も、初夏の集客を牽引する重要な季節コンテンツとして位置づけられています。


Journalポイント
実はこれ、単なるお花見スポットの紹介ではなく、緻密な空間デザインと体験設計によって顧客の滞在時間を延ばす、リゾートビジネスの成功モデルなんです。
え、そうなんですか?単に「花が綺麗だから人が集まる」という単純な話ではなく、何か特別な仕掛けがあるということでしょうか?
実は今、レジャー業界全体で「コト消費」への移行が進んでおり、いかに現地での滞在時間を延ばして顧客満足度を高めるかが共通の課題になっています。ただ花を眺めて終わりではなく、そこでどう過ごしてもらうかが重要なんです。
実用的なベンチを置いたり、カフェを併設したりといった取り組みは、他の観光地でもよく見かけますが、何が違うのでしょう?
このハーブ園では、木漏れ日の中にハンモックを吊るしたり、古城風のテラスにピクニックテーブルを配したりと、景観と調和した寛ぎの場を徹底して作り込んでいます。これにより、顧客が自発的に「長居したくなる」空間を実現しているのです。
なるほど!滞在時間が延びれば、園内での飲食やオリジナルグッズの購入機会が増え、結果として顧客単価やLTVの向上に直結するということですね?
LTV(顧客生涯価値)というのは、一人の顧客が取引期間を通じて企業にもたらす総利益のことで、観光においてはリピート率が鍵になります。ハーブ園では季節ごとに主役の花を変えることで、リピーターを飽きさせない循環を作っています。
他の観光施設やテーマパークでも、同じように季節ごとの植栽やイベントをフックにしてリピーターを囲い込む動きが活発化しているのでしょうか?
その通りです。近年はSNSでの拡散を意識したビジュアル設計が必須となっており、季節限定の絶景をフックにしたインバウンド(訪日外国人)誘客や若年層の新規獲得に、多くの商業施設が注力しています。美しい景色そのものが、最も強力なマーケティングツールになる時代ですね。
単なる季節の花のニュースだと思っていましたが、体験設計や空間ビジネス、そしてリピート施策の視点で見ると非常に学びが多いですね。ありがとうございました!

