プレスリリース要約
いなば食品グループのいなばウェルネスフーズは、動物病院専用の「投薬用ちゅ~る」をリニューアルしました。従来の12gから、使い残しを防ぎやすい6gの小容量サイズへと変更。ペットの高齢化や投薬機会の増加を背景に、獣医療現場や飼い主の「使い切りたい」という実用的なニーズに応える施策として注目されます。
いなば食品グループのいなばウェルネスフーズは、動物病院専用として展開している「投薬用ちゅ~る」の内容量を変更し、リニューアル販売を開始しました。これまでは1本あたり12gのサイズで提供されていましたが、今回のリニューアルによって、使い残しを防ぎ一回で使い切りやすい6gの小容量サイズへと生まれ変わりました。この変更により、開封後の衛生管理が容易になり、無駄なく使い切れる利便性が向上しています。通常のちゅ~ると比較して粘度を3倍に高めており、錠剤や粉薬をしっかりと包み込んでスムーズな投薬をサポートする機能性はそのまま維持されています。
本商品は、犬用・猫用それぞれに展開されており、フレーバーには「まぐろ」や「とりささみ」がラインナップされています。また、健康維持への配慮として乳酸菌EC-12(フェカリス菌)を1,000億個配合しているほか、猫用にはタウリンも配合されています。動物病院専用ルートでの流通となっており、ペットの通院時や自宅での療養期において、薬を嫌がるペットへの投薬に苦慮する飼い主や獣医師を強力にバックアップする商品設計となっています。ペットのQOL(生活の質)向上に寄与するヘルスケア商品として、さらなる普及が期待されます。


Journalポイント
実はこれ、あえてサイズを半分に減らすことで、現場の顧客満足度を劇的に高めることに成功した、逆転の発想のリニューアルなんです。
え、そうなんですか?普通は量が多いほうがお得感があって喜ばれる気がしますけど、なぜあえて量を減らす必要があったのですか?
実は、従来の12gサイズだと1回の投薬には多すぎて、余った分を冷蔵庫などで保管する際に衛生面で不安を感じるという飼い主の切実な悩みがあったのです。そこを解消するために小容量化が求められていました。
でも、それってもともと一般向けに大ヒットしている普通のちゅ~ると同じサイズなのだから、そのままでも問題ないのではないですか?
通常のおやつ用とは異なり、この商品は薬を包み込むために粘度が3倍に調整されています。そのため、1回あたりの投薬で使用する量はごくわずかで十分であり、12gではどうしても余剰が出てしまっていたのです。
なるほど!お薬をスムーズに飲ませるという特定の目的があるからこそ、残さずその場で使い切れる6gというサイズが黄金比になるわけですね。
おっしゃる通りです。さらに今回のリニューアルでは、療養中のデリケートなペットの健康をサポートするために、おなかの調子を整える乳酸菌EC-12を1,000億個も配合しており、機能面でも大幅に強化されています。
ペット業界以外でも、このようにあえて製品のボリュームを小さくすることで、価値や利便性を高めるような事例はあるのでしょうか?
はい、人間用の介護食や調味料業界でも、高齢化や単身世帯の増加に伴い使い切りサイズへのシフトが進んでいます。単なる増量ではなく、消費者の生活動線や利用シーンに最適化させることが、今の時代の製品開発において極めて重要視されています。
顧客の利用シーンを徹底的に観察し、引き算のデザインで不満を解消するというのは、あらゆる事業開発に通じる視点ですね。勉強になりました!

