プレスリリース要約
ゼットスケーラーは、AI時代に対応する「Zscaler Zero Trust SASE」の拡張を発表しました。新機能「ZAgent Framework」の導入により、非管理対象デバイスやB2Bパートナー、マルチクラウド環境へのセキュリティ適用を簡素化。従来のVPNに依存しない、安全な接続環境を構築します。
ゼットスケーラーは、単一のクラウドネイティブアーキテクチャ上でブラウザからワークロードまでの通信を保護する「ZAgent Framework」を発表しました。同社は1日あたり7,500億件を超えるトランザクションを保護する世界最大規模のインラインセキュリティクラウドを運営しており、この膨大なリアルタイムインテリジェンスとAIエンジンを組み合わせることで、より強力なゼロトラスト環境を提供します。これにより、従来型のSASEが抱えていた、アプリケーションをインターネットにさらすリスクや管理運用の複雑さといった課題を解決します。
今回の拡張では、自然言語プロンプトで操作できるAIエージェントのほか、非管理対象デバイス向けにブラウザから直接ゼロトラスト接続を可能にする「Zero Trust Browser Extension」などが提供されます。さらに、複雑なファイアウォール設定なしでパートナー企業と安全に双方向アクセスができる「Zero Trust B2B Connectivity」や、Google Cloud Platform(GCP)やKubernetes環境へのSASE保護の拡張も実現。多様化する現代のビジネスインフラ全体を包括的に防御します。
Journalポイント
実はこれ、オフィスや自宅といったネットワークの境界線という概念そのものをなくして、あらゆる場所からのアクセスを一元的に、かつ安全に管理できるようにするものなんです。
え、そうなんですか?ネットワークの境界線がないのに、どうやって外部からの攻撃や不正アクセスを防ぐことができるんですか?
実は今、企業のデータがマルチクラウドに分散し、社員も社外のデバイスを使うなど、守るべき境界線自体が消滅しているという課題があります。そこで、すべての通信をその都度厳格に検証する ゼロトラスト というアプローチが必要になるんです。
でも、それってもともと SASE というセキュリティ技術で、ある程度は解決されていたんじゃないんですか?
SASEというのは、ネットワークとセキュリティの機能をクラウドで統合する仕組みのことで、従来は設定が非常に複雑でした。今回は、1日 7,500億件 以上のデータを処理するAIが運用を自動化し、管理者の負担を大幅に減らします。
なるほど!管理が簡単になるのは嬉しいですね。じゃあ、自社の社員だけでなく、社外のパートナー企業とデータを安全にやり取りしたいときにも、この新しい仕組みは役に立つということですか?
その通りです。これまでは複雑なファイアウォールの設定が必要でしたが、新機能の Zero Trust B2B Connectivity を使えば、相手にネットワークを公開することなく、特定のアプリケーションだけに安全にアクセスさせることができます。
他のセキュリティ対策企業も似たような製品を出していると思うのですが、今回のゼットスケーラーの発表は何が決定的に違うのですか?
実は業界全体が、単に通信を守るだけでなく、AIを活用して運用を自動化し、マルチクラウド全体をシームレスに保護する方向へシフトしています。今回の発表は、その動きを先導し、ブラウザからクラウドのワークロードまでを 単一のプラットフォーム で完結させた点に強みがあります。
なるほど、単なるツールの組み合わせではなく、AI時代に合わせたセキュリティプラットフォームの進化ということですね。とても勉強になりました!

