プレスリリース要約

日経BPの「日経クロストレンド」は、国内の優れたBtoBマーケティング事例を表彰する「BtoBマーケティング大賞2026」の受賞企業を発表しました。新設されたインサイドセールス部門を含む各部門で、日立ソリューションズやタイミーなど計7社が部門賞を獲得。日本のBtoBマーケティングの最新トレンドを示すマイルストーンとして注目されます。

株式会社日経BPのマーケティング&イノベーション専門メディア「日経クロストレンド」は、2026年6月15日に「日経クロストレンド BtoBマーケティング大賞2026」の受賞企業を発表しました。同大賞は、優れたBtoBマーケティングの実践事例を社会に共有することを目的に開催されており、今回で3回目を迎えます。今回は約60件の応募の中から、「大手企業の部」と「中堅・中小企業の部」に分けて審査が行われ、計7社が各部門賞に選出されました。さらに、独自の取り組みが評価された6社に審査員特別賞が贈られています。

審査部門は従来の「ストラテジー部門」「ブランディング部門」「デマンドプロセス部門」に加え、営業プロセスの分業化とデジタル化を背景に「インサイドセールス部門」が新たに設置されました。部門賞には、日立ソリューションズ、ヤマハファインテック、カナデビア、ネットプロテクションズ、タイミー、NEC、ウイングアーク1stの7社が名を連ねています。なお、これら7社は2026年7月28日に開催される「日経クロストレンドFORUM」でのピッチ審査に臨み、最終的な大賞が決定される予定です。

Journalポイント

編集部

今回の受賞企業を見ると、日本のBtoBマーケティングの最前線がどこにあるのかが非常によく見えてきます。実はこれ、単なるプロモーションの成否ではなく、組織全体の変革レベルの取り組みが評価されているんです。

単に『広告が当たった』という話ではないのですね。でも、BtoBのマーケティングって、具体的にBtoCと何が違うんですか?

読者
編集部

BtoBというのは『企業間取引』のことで、意思決定者が多く検討期間が長いのが特徴です。そのため、一過性のキャンペーンではなく、顧客の課題を深く理解し、中長期的に信頼関係を築く仕組みづくりが必要になります。今回の受賞企業はそこが徹底されています。

なるほど。審査委員長が言っていた『ABM』という言葉も気になりました。これはどういう意味なのでしょうか?

読者
編集部

ABMというのは『アカウント・ベースド・マーケティング』の略で、特定のターゲット企業(アカウント)を定義し、その企業に最適化したアプローチを行う戦略のことです。今回の審査では、このABMやデマンドジェネレーションといった、成果に時間のかかる全社戦略の応募が少なかったことが課題として挙げられました。

成果が出るまでに時間がかかるからこそ、全社で取り組む価値があるけれど、実践は難しいということですね。

読者
編集部

その通りです。例えば、中堅・中小の部で受賞したタイミーは、ユニットエコノミクスを改善するために『二兎を追う戦略』を実践しています。こうした、ビジネスモデルの根幹にマーケティングを組み込む姿勢が、これからの勝ちパターンと言えます。

新設された『インサイドセールス部門』も気になります。他社でも導入が進んでいるのでしょうか?

読者
編集部

はい、非対面で顧客とコミュニケーションを取るインサイドセールスは、今やBtoB営業に欠かせない存在です。今回の受賞でも、NECのデジタルセールスや、ウイングアーク1stの『受注する商談』へのこだわりなど、営業プロセスの高度化が進んでいることが示されています。

マーケティングと営業の連携が、企業の成長に直結する時代になっているのですね。とても勉強になりました!

読者
株式会社 日経BP ニュース要点の図解

株式会社 日経BP

代表
井口 哲也
所在地
東京都港区虎ノ門4丁目3番12号
URL
www.nikkeibp.co.jp
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