プレスリリース要約
グローバルXRハードウェアメーカーのDPVRは、日本市場における「Pシリーズ」一体型VRヘッドセットの販売価格を平均約20%引き上げました。AI市場の急拡大に伴うメモリ価格の高騰が背景にあり、企業のDXや教育研修で普及が進むVRデバイスの調達コストにも影響が出始めています。
DPVR(大朋VR)は、2026年6月15日、日本市場向けの一体型VRヘッドセット「Pシリーズ」の販売価格を平均約20%引き上げる価格改定を実施したと発表しました。この新価格はすでに適用されています。価格改定の背景には、世界的なAIサーバーや高性能コンピューティング(HPC)市場の急拡大に伴う、DRAMおよびNANDフラッシュメモリ、そして主要電子部品の調達コスト高騰があります。同社は、製品品質の維持、安定した供給体制の確保、および継続的な技術開発投資を維持するため、今回の決断に至ったと説明しています。
価格改定の対象となるのは、「DPVR P1」「DPVR P1 Max」「DPVR P2 Vision」などを含むPシリーズ全7機種です。同シリーズは、高解像度ディスプレイとワイヤレス設計、業務利用に適した優れた運用性を備え、教育、職業訓練、医療、企業研修といった幅広いエンタープライズ分野で導入されています。特に「P1 Max」や「P2シリーズ」は、処理性能やストレージ容量、拡張性に優れており、多くの企業や研究機関において、実践的なXRプラットフォームとして活用されています。
Journalポイント
実はこれ、単なる一企業の都合ではなく、半導体サプライチェーン全体の地殻変動が原因なんです。
え、そうなんですか?AIとVRって別物だと思っていましたが、どうして繋がっているんですか?
AIというのは「人工知能(Artificial Intelligence)」の略で、コンピューターが人間のように学習や推論を行う技術のことです。このAIを動かすサーバーに大量の高性能メモリが必要になり、結果としてVR機器用のメモリまで世界的に品薄になってしまっているんです。
なるほど。でも、VRヘッドセットってそんなに特殊なメモリを使っているんですか?
特別なものではなくても、スマートフォンやPC、VR機器に使われるDRAMやフラッシュメモリの基盤は共通しています。たとえば、今回の値上げ幅は平均約20%と、企業の調達計画を左右するレベルに達しています。
20%は大きいですね!じゃあ、これからVRを使った研修を導入しようとしていた企業はどうすればいいんですか?
機材の調達コストが上がる分、ソフトウェアの使い回しやクラウド管理による運用効率化が重要になります。また、一括購入ではなくレンタルやサブスクリプションといった代替手段の検討も増えるでしょう。
他のハードウェアメーカーも、同じように値上げせざるを得ない状況なのでしょうか?
はい、業界全体が同様のコストプレッシャーに直面しています。今後はデバイス単体の安さではなく、アフターサポートや業務システムとの連携性など、付加価値の高さで選ばれる時代にシフトしていくと見られます。
AIのブームがこんなところにも影響しているとは、非常に勉強になりました!

Shanghai Lexiang Technology Co., Ltd

- 代表
- Sunny Chen
- 所在地
- PRC, Shanghai, Pudong Dist, 456 Bibo Rd A101-1
- URL
- www.dpvr.com/en
