プレスリリース要約
株式会社ultim8は、女性疾患や不妊治療、卵子凍結、性感染症に特化した体験談・医療データ共有プラットフォーム「HerGoope」を正式ローンチしました。これまで周囲に相談しづらかった女性特有の健康課題に対し、当事者のリアルな声と可視化された統計データを掛け合わせることで、新たな意思決定の支援を目指します。
「HerGoope」は、女性疾患や不妊治療などを経験した当事者が、匿名で自身の治療プロセスや入院日数、費用などの体験談を投稿し、共有できる日本初のプラットフォームです。年齢や基礎疾患、症状などのラベルをもとに、自分と類似した条件の体験談を簡単に検索できる点が大きな特徴です。さらに、投稿されたデータはリアルタイムで集計され、平均入院日数や仕事復帰までの期間などがグラフとして可視化されます。これにより、断片的な個人の声だけでなく、治療の全体像を客観的な数値として把握することが可能になります。
サービス立ち上げの背景には、創業者自身が2度の全身麻酔手術を経験した際の課題意識があります。ネット上に散らばる体験談はストック性が低く、自分に近い条件の情報を見つけるのが困難でした。現在、30代以上の女性の3人に1人が悩むとされる子宮筋腫や、約4.4組に1組の夫婦が経験する不妊治療など、潜在的なニーズは非常に高い分野です。すでに100名以上のユーザーから体験談が寄せられており、今後はフィルター検索の強化やマイページ機能、専門医と連携したオンライン相談機能などの実装を計画しています。


Journalポイント
実はこのプラットフォーム、ただの体験談サイトではなく、散らばっていた個人の経験を「構造化されたデータ」に変換しているのが最大の強みなんです。
え、構造化データってどういうことですか?普通のブログに書かれた体験談とは何が違うんでしょうか?
既存のブログでは、年齢や病状がバラバラで比較が難しかったんです。HerGoopeでは、投稿時に年齢や入院日数を選択式で入力してもらうことで、自動的にグラフ化して平均値を出せるようにしています。
なるほど!それなら自分と似た条件の人を簡単に探せますね。でも、将来的にはこれをどうやって収益化する、いわゆる B2B の展開なども考えているのでしょうか?
B2Bというのは企業間取引のことで、企業を相手にしたビジネスモデルを指します。将来的には、蓄積されたリアルな当事者データを活かして、不妊治療クリニックや婦人科などの医療機関、さらにはヘルスケア企業との連携を視野に入れているようです。
たしかに、医療機関側にとっても患者さんのリアルな回復期間や不安の声は、サービス改善に役立つ貴重なデータになりますね!
その通りです。さらに専門医によるQ&Aやオンライン相談機能も計画されており、主観的な体験談という「共感」と、専門医による「正しい医療知識」をシームレスに繋ぐ ハイブリッドなプラットフォーム を目指しています。
他社でも似たようなフェムテックのサービスは増えていると思いますが、この領域での差別化のポイントはどこですか?
これまでのフェムテックは生理管理や妊活ツールが中心でしたが、女性疾患や不妊治療、性感染症といった「より深刻で相談しづらい領域」に特化している点がユニークです。当事者の切実なニーズに寄り添うことで、高いユーザーエンゲージメントを築いています。
なるほど、ただの便利ツールではなく、当事者の心のセーフプレイスとして機能しているからこそ強いんですね。勉強になりました!

株式会社 ultim8

- 代表
- 鐘築里梨
- 所在地
- 東京都
- URL
- goope-jp.com
