プレスリリース要約
フリー株式会社は、自律的にバックオフィス業務を完遂する「freee AIアシスタント」などの提供を開始しました。同社が掲げる「AIから最も使いやすいSaaS」戦略の具体化であり、単なる分析や提案にとどまらず、実務の処理までAIに任せきれる体験をスモールビジネスへもたらす点に注目です。
フリー株式会社は、2026年2月に発表したAI戦略の次なるステップとして、「freee AIアシスタント」および「freee カスタムオーダー」の提供を開始しました。同社は有料課金ユーザー数が71万超(2026年3月末時点)に達するなど成長を続けており、これまでも「freee-mcp」のOSS版公開や、7つの業務領域におけるAI連携を進めてきました。公開API数は382件にのぼり、国内SaaS業界におけるAI活用の言及数でも首位を獲得するなど、「AIから最も使いやすいSaaS」としての地位を確立しつつあります。
今回提供が開始された「freee AIアシスタント」は、経理や人事労務、販売、契約といった幅広いバックオフィス業務を自律的なAI(エージェント)に任せられるサービスです。専門知識がなくても自然言語で指示を出すだけで、売上レポート作成や経費申請のチェック、打刻修正、工数登録などの業務を自動で実行できます。さらに、各企業固有のルールに沿った独自のAIエージェントを、専門知識不要で約10分で作成・共有できる機能も備えており、スモールビジネスの現場に即した実務の完遂を支援します。

Journalポイント
実はこれ、単に便利なAIチャットが入ったという話ではなく、AIが人間の代わりに「実務を最後までやりきる」仕組みなんです。
え、そうなんですか? AIがアドバイスをくれるだけじゃなくて、実際の仕訳や申請まで勝手にやってくれるということですか?
そうなんです。これまではAIを導入したくても「自社の特殊なルールに対応できない」とか「操作が難しい」という課題がありました。そこで、専門知識がなくても10分ほどで自社専用の AIエージェント を作れるようにしたのが今回の特徴です。
でも、AIエージェントって何だか難しそうですね。専門的なプログラミングとか、複雑な設定が必要なんじゃないですか?
AIエージェントというのは、特定の任務を自律的に実行してくれるAIのプログラムのことで、今回は自然言語で指示を書くだけで簡単に作れます。たとえば、過去3年間・約 2万件の会計データ から品目の重複を自動検証するような高度な実務も、テンプレートや簡単な指示だけで実行可能です。
なるほど!それなら専門知識がなくても使えそうですね。でも、AIが勝手に動いて間違った処理をしてしまう心配はないんでしょうか?
そこも重要ですね。このシステムでは、AIの行動範囲を制限するガードレールを設けており、人間が許容した範囲内だけで動きます。さらに、どのAIが何を根拠に実行したかの 証跡ログ が残るため、万が一ミスがあっても遡って確認や修正ができる安心設計になっています。
これなら安心して任せられますね。ところで、他のSaaS企業も同じようなAI機能をどんどん出しているんですか?
SaaSというのは、インターネット経由で必要なソフトウェアを利用する仕組みのことで、多くの企業がAI対応を急いでいます。ただ、freeeは会計から労務、契約までデータが一元管理されているため、AIが複数の業務をまたいで推論コストを抑えながら動けるという点で、非常に有利なポジションにあります。
データの統合がAIの性能を引き出す鍵になっているんですね。業務のあり方が大きく変わりそうで、とても勉強になりました!

フリー株式会社

- 代表
- 佐々木大輔
- 所在地
- 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 21階
- URL
- corp.freee.co.jp
