プレスリリース要約
すかいらーくグループのトマトアンドアソシエイツが運営する焼肉食べ放題「じゅうじゅうカルビ」は、テイクアウト販売を全店へ拡大し、デリバリーサービスを本格始動します。中食需要の獲得に向けたメニュー刷新や「デカ盛り弁当」の投入など、ファミリー層や個人需要を幅広く取り込む戦略として注目されます。
株式会社トマトアンドアソシエイツは、これまで一部の店舗に限定して実施していた「じゅうじゅうカルビ」のテイクアウト販売を、2026年6月18日より全店舗へ拡大することを発表しました。同時に、対象エリアの店舗においてデリバリーサービスの提供も開始します。このチャネル拡大に合わせてテイクアウトメニューを全面リニューアルし、ボリューム感を重視した「デカ盛り弁当」などの新商品を投入します。これにより、店舗での飲食だけでなく、家庭内での食事(中食)シーンにおけるブランド認知向上と売上拡大を狙う方針です。
新しく展開される「おウチじゅうカル」では、店舗の味をそのまま家庭で楽しめるメニュー構成が特徴です。特に注目される「デカ盛り弁当」は、昨今の物価高騰下において、お得感やボリュームを求める若年層やファミリー層のニーズに応える設計となっています。テイクアウトは全国のじゅうじゅうカルビ全店舗が対象となり、デリバリーは配達可能エリア内の各店舗から順次対応します。食べ放題という強力な店舗アセットを活かし、持ち帰り市場においても「お値打ち感」のある商品提供を強化していく構えです。


Journalポイント
実は今回の全店拡大、単なる販路の追加ではなく、食べ放題ならではのスケールメリットを活かした 中食市場への本格攻勢 なんです。
焼肉食べ放題の店が本気で作るデカ盛り弁当って、コンビニや専門店の弁当と一体何が違うんですか?すごく気になります。
実は今、物価高で消費者の財布の紐が固くなる中、お値打ち感 と圧倒的な満足感がこれまで以上に求められているんです。そこで、食べ放題の仕入れ力を活かして肉をこれでもかと詰め込んだ新メニューを開発したわけです。
でも、焼肉バイキングってやっぱりお店の鉄板でジュージュー焼いて食べるのが一番の魅力なんじゃないですか?
確かにそうですね。しかし、自宅で本格的な焼肉を準備するのは煙や片付けの手間がかかります。そこで、店舗の強力な仕入れルートを活かした高品質なお肉を、調理済みの状態 で手軽に楽しんでもらうという新たな選択肢を提示しているんです。
なるほど、よく分かりました!お弁当をきっかけにブランドのファンが増えれば、店舗全体の LTV 向上にもつながるということでしょうか?
LTVというのは顧客生涯価値のことで、一人の顧客が生涯を通じて企業にもたらす利益のことです。おっしゃる通り、家庭内での食事という新しいタッチポイントを作ることで、ブランドへの愛着を高め、結果として店舗への来店頻度向上というシナジーも期待できます。
他の競合する外食大手や焼肉チェーンも、同じようにテイクアウトやデリバリーを強化しているのでしょうか?
はい。外食業界全体が、店舗内飲食だけに頼らない ハイブリッド型 のビジネスモデルへシフトしています。特にすかいらーくグループのインフラを活用できるトマトアンドアソシエイツは、配送網やノウハウの面でも大きな強みを持っています。
実店舗の強みを中食ビジネスに上手くスライドさせて、新しい顧客接点を作る戦略なんですね。とても勉強になりました!

