プレスリリース要約
日本エイサーは、Acerグループ創業者の施振榮氏が東京で「新王道」白書を発表したと公表しました。AIの進展や地政学的変化などの激動期において、目に見える利益だけでなく、信頼や持続可能性といった目に見えない価値を重視する、新たなリーダーシップのあり方を経営層に向けて提唱しています。
Acerグループ創業者の施振榮(スタン・シー)氏は、2026年6月17日に東京で開催された国際AIフォーラムにて、21世紀のリーダーシップ哲学「新王道(New WangDao)」を解説する白書を3言語で発表しました。この哲学は、AIの急速な進化や気候変動、資本主義の不均衡といった現代の複雑な課題に対し、これまでの効率や競争を重視する工業化時代の経営モデルから脱却し、信頼、共栄、持続可能性、そして長期的な総価値の創造を重視する新たなリーダーシップへの移行を促すものです。
提唱される「新王道」の中核は、価値の創造、利益の均衡、持続可能な発展の3点です。施氏は、従来の経営が短期的な財務成果などの「有形・直接的・現在」の価値に偏りがちであったことを指摘し、ブランドや人材、企業文化、ESGといった「無形・間接的・未来」の価値とのバランスを評価する「価値総勘定論」を提示しました。また、真のレジリエンスとは困難に耐えるだけでなく、変化のなかで価値を創造し続ける力であるとし、国内外の著名な経営学者らと共同でこの理念を世界へ発信しています。
Journalポイント
実はこれ、短期的な数字だけを追う現代の資本主義に対する、東洋思想からの強力なアンチテーゼなんです。
え、そうなんですか?ビジネスで数字を追うのは当たり前だと思っていましたが、何が問題なのですか?
実は今、AIの急速な進化や気候変動など、個別の企業努力だけでは解決できない構造的な課題が山積みなんです。従来の効率重視の経営だけでは、組織や社会が持続できなくなってきています。
でも、それってもともと企業がボランティア活動を増やすべきだという話なんですか?
いいえ、単なる社会貢献ではなく、企業の長期的な競争力を高めるための戦略です。たとえば、ブランド価値や企業文化、取引先との信頼関係といった無形の価値こそが、将来の持続的な利益を生み出す源泉になります。
なるほど!じゃあ、最近よく耳にする ESG のような考え方に近いということですか?
ESGというのは、環境・社会・ガバナンスの頭文字をとったもので、企業の持続可能性を評価する指標のことです。まさにその通りで、施氏の提唱する新王道は、そうした世界的な潮流とも深く結びついています。
他のグローバル企業やアカデミアでも、似たような動きはあるのでしょうか?
実は業界全体がこの方向へシフトしており、今回の白書にも米国のサンダーバード・グローバル経営大学院など国内外の著名な経営学者たちが賛同しています。
なるほど、単なる一企業の思想ではなく、世界的な潮流と結びついているのですね。勉強になりました!

日本エイサー株式会社

- 代表
- ボブ・セン
- 所在地
- 東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビルディング 18F
- URL
- acerjapan.com
