プレスリリース要約
ASUS JAPANは、法人向けイベント「ASUS Summit 2026」にて、NVIDIAの次世代アーキテクチャを採用した最新のAIインフラおよびデバイスを国内初披露しました。クラウド依存脱却を促すローカルAI PCから、データセンター向けの超高性能AIサーバーまで、同社が掲げる「All-in on AI」戦略の全貌に迫ります。
ASUS JAPANが開催した「ASUS Summit 2026」において、同社は「All-in on AI(AIへの全面注力)」を掲げ、日本市場における包括的なAIインフラ事業の展開を発表しました。会長のジョニー・シー氏は、あらゆる産業がAIによって変革する時代を見据え、エッジからデータセンターまでを網羅するエンドツーエンドのポートフォリオを提示。迅速な市場投入と安定供給を強みに、日本企業のAI活用を強力に支援する姿勢を示しました。
会場では、国内初披露となる2つの注目製品が展示されました。1つは、NVIDIA Rubin世代のHGXハイブリッド冷却AIサーバー「XA NR1I-E12L」で、高密度・高効率なコンピューティング環境を実現します。もう1つは、NVIDIA RTX Sparkを搭載した「ProArt MiniPC」です。これはBlackwell世代GPUとGrace CPUを搭載したコンパクトなワークステーションで、クラウドを介さずローカル環境で大規模AIモデルや生成AI開発を可能にする点が特徴です。


Journalポイント
実は今回の発表で最も面白いのは、データセンター向けのAIサーバーにASUS独自の ハイブリッド冷却技術 が採用されている点なんです。
ハイブリッド冷却ですか?それって従来の一般的な空冷や、水冷による冷却システムとは具体的に何が違うんですか?
ハイブリッド冷却というのは、空気による冷却(空冷)と液体による冷却(水冷)を組み合わせたシステムのことで、効率的に熱を逃がす技術です。AIの計算が高度化するほど発熱が凄まじいため、この冷却効率が TCO(総所有コスト) を抑える鍵になります。
なるほど。でも、ローカル環境で動かす LLM の開発向けPCなら、そこまで大掛かりな冷却は不要なんですか?
LLMというのは「大規模言語モデル」のことで、大量のテキストデータを学習したAIの基礎となる仕組みです。今回展示された ProArt MiniPC は、非常にコンパクトながらNVIDIAの最新GPUを搭載しており、オフィスに置けるサイズで高度なAI開発を可能にしています。
オフィスのデスクに置けるサイズで、クラウドを使わずにローカルでAIを動かせるのは、セキュリティ面でも安心ですね!
その通りです。機密性の高い社内データや顧客情報をクラウドにアップロードすることなく、手元の環境だけで安全に パーソナルAIエージェント などを開発・運用できるのが最大のメリットですね。
現在、他のハードウェアメーカーもAI向けデバイスを次々と発表していますが、ASUSならではの強みはどこにあるんでしょうか?
ASUSはPC製造で培った高い設計技術があり、NVIDIA やIntel、AMDといった主要チップメーカーと深く協業しています。設計から検証、導入までを一貫してサポートできるため、信頼性と導入スピードにおいて大きなアドバンテージがあります。
ハードウェアの性能だけでなく、企業の導入を伴走支援してくれる体制があるのは心強いですね。勉強になりました!


