プレスリリース要約
株式会社イズミセは、運営する「酒日向。」において、マイナス30度で急速冷凍し凍った状態で届く日本酒「もし君がこのまま起きなかったらどうしよう」の父の日ギフト仕様を発売しました。従来は蔵元でしか味わえなかった搾りたての鮮度を家庭に届けることで、マンネリ化しがちなギフト市場に新たな顧客体験を提案します。
酒類専門の通販店舗を50店舗以上展開する株式会社イズミセは、凍結酒「もし君がこのまま起きなかったらどうしよう」シリーズ2種に、父の日限定のくび掛けPOPを付けたギフト商品の販売を開始しました。本商品は、搾りたての日本酒をマイナス30度で急速冷凍し、冷凍便で配送する仕組みです。一般的な日本酒で行われる加熱処理(火入れ)をしないため、生酒ならではのフレッシュな香りと味わいを維持したまま届けることができます。価格は辛口(精米歩合50%)が5,940円、甘口(精米歩合40%)が6,930円(いずれも税込・送料無料)となっています。
本商品の最大の特徴は、解凍プロセスそのものをコンテンツ化している点です。カチコチに凍った状態で届くため、開封時の驚きだけでなく、冷蔵庫などで少しずつ溶かしながら、シャリシャリとしたみぞれ酒状態から完全に溶けたなめらかな口当たりまで、温度変化に伴う味わいの移り変わりを楽しめます。また、「もし君がこのまま起きなかったらどうしよう」というユニークな商品名は、凍った日本酒がゆっくりと目覚める(解凍される)時間そのものを愛おしんでほしいというコンセプトから名付けられており、ギフトを通じた家族の会話創出を狙っています。


Journalポイント
実はこれ、単にお酒を冷やして届けるだけでなく、お酒が溶けていく 「時間」そのものをプレゼントする という新しいギフトの形なんです。
え、お酒が溶ける時間ですか?日本酒が凍って届くなんて、普通に考えたらびっくりしちゃいますよね。
そうなんです。一般的な日本酒は品質を安定させるために加熱処理をしますが、これは搾りたてを マイナス30度で急速冷凍 しているので、蔵元でしか飲めなかった極上の鮮度がキープされているんですよ。
なるほど!でも、凍ったままだとすぐには飲めないですよね。それはギフトとして不便じゃないんですか?
そこが狙いなんです。少しずつ溶かしながら、シャリシャリしたフローズン状態から、完全に溶けたなめらかな味わいまで、温度による変化を家族で楽しむ という体験価値をあえて提供しているんです。
面白いですね!モノ単体ではなく体験を売る、まさに D2C における顧客体験の設計ですね。でも、配送コストや品質管理が難しそうです。
D2Cというのは、中間流通を挟まずにメーカーが直接消費者に販売するビジネスモデルのことです。確かに冷凍便のコストはかかりますが、この商品は5,000円〜6,000円台の高単価ギフトとして 送料無料 で設計されており、付加価値の高さでコストを十分にカバーしています。
なるほど、高付加価値化で物流コストをクリアしているんですね。他の食品や飲料の業界でも、同じような冷凍技術を使った差別化は進んでいるんでしょうか?
はい、食品業界全体で 冷凍・解凍技術の進化 を活かしたプレミアム商品の開発が活発化しています。地方の名店グルメや、これまで持ち帰りが難しかった生菓子なども、冷凍によって全国へ高クオリティな状態で届けられる時代になっています。
単なる保存手段だった冷凍技術が、今や新しい価値や体験を生み出す強力な武器になっているんですね。勉強になりました!


