プレスリリース要約
NordVPNの調査によると、日本人が生涯にオンラインで過ごす時間がわずか4年で8年以上増加し、約19年7ヶ月に達したことが判明しました。利用時間は世界最短水準である一方、深夜遅くまで利用する「日本型」のデジタルライフスタイルが、サイバーセキュリティ上の新たな死角を生み出しているとして注目を集めています。
セキュリティサービス大手のNordVPNが発表した「Life online 2.0」調査により、日本人のデジタルライフにおける特異な実態が明らかになりました。日本人が生涯でインターネットに接続して過ごす時間は平均19年7ヶ月15日に達し、2021年調査時の約11年5ヶ月から8年以上も急増しています。一方で、週あたりのオンライン利用時間は38時間37分と、調査対象20カ国の中で最も短いという結果が出ており、一日の利用時間は短いものの、長期にわたってインターネットが生活に深く定着している様子がうかがえます。
本調査では、日本人の利用時間帯にも特徴が見られました。1日のオンライン利用を終える平均時間帯は23:01〜00:00と、20カ国の中で最も遅く、唯一日付をまたいで利用する傾向が確認されています。利用内容としては動画視聴やSNSなどのコンテンツ消費が中心です。しかし、個人データの流出を心配している割合は15%と世界平均の28%を大きく下回っており、深夜の利用による警戒心の低下とセキュリティ意識の希薄さが、サイバーリスクを高める要因として懸念されています。


Journalポイント
実はこれ、オンラインの利用時間が短い人ほど、サイバー犯罪のターゲットになりやすいという逆説的なリスクを示しているんです。
え、そうなんですか?利用時間が短い方が、ネットに触れる機会が少なくて安全な気がしますけど……。
実は今、ネットの利用時間そのものより、警戒心が低下する時間帯を狙う手口が増えているという課題があるんです。日本人は深夜にネットを使う傾向が世界一強いんですよ。
でも、それってもともと個人のプライベートな時間の問題じゃないんですか?
たとえば、深夜のベッドの中で配送通知やSNSの広告をぼんやり眺めているときを想像してください。数字で言うと、日本のネット利用終了時間は23時以降が平均で、世界で唯一日付をまたぐ傾向にあります。この時間帯の疲れや眠気が、判断力を鈍らせる原因になるんです。
なるほど!じゃあ、会社で使っているSaaSのアカウントとかも深夜にプライベートスマホから乗っ取りに遭う危険があるってことですか?
SaaS(サース)というのは、インターネット経由で必要なソフトウェア機能を利用するサービスのことです。まさにその通りで、従業員が深夜に個人の端末でフィッシング詐欺に遭い、共通のパスワードやログイン情報を盗まれると、企業の重要データへアクセスされる踏み台にされるリスクがあります。
他の会社も似たようなセキュリティ対策をしてるんですか?
実は業界全体が、単なる社内ネットワークの防御だけでなく、個人の端末やアカウント単位で安全性を確保するゼロトラストの考え方へシフトしているんです。深夜でも自動で脅威をブロックするツールの導入が進んでいます。
なるほど、時間や場所を問わない対策が必要なんですね。勉強になりました!

Nordvpn S.A.
- 代表
- Brigita Kavaliauskaite
- 所在地
- Fred. Roeskestraat 115 1076 EE Amsterdam, The Netherlands
- URL
- nordvpn.com/ja
