プレスリリース要約

決済大手のAdyenは、会話型AIプラットフォームを通じた販売を支援するAPIスイート「Adyen Agentic」を発表しました。AIエージェントが購買を代行する「エージェンティックコマース」の台頭を見据え、企業が一度システムを連携するだけで、あらゆるAIプラットフォーム上での取引を可能にする注目の新技術です。

オランダに本拠を置く決済プラットフォーム大手のAdyenは、次世代の「エージェンティックコマース」に対応するモジュール型APIスイート「Adyen Agentic」を発表しました。これは、消費者に代わってAIエージェントが自律的に商品を検索・購入する新しい購買スタイルを支える仕組みです。従来、新たなAIプラットフォームが誕生するたびに、小売事業者は個別のシステム連携や再構築を迫られていましたが、本ソリューションはその課題を解決する「ユニバーサルトランスレーター」として機能します。

Adyen Agenticは、リアルタイムの商品データを配信する「エージェンティックフィード」、既存のECシステムとAIを接続する「エージェンティックカート」、および安全な決済や不正対策を担う「エージェンティックペイメント」の3つのレイヤーで構成されています。まずは米国で事業を展開する大手加盟店向けに提供が開始され、初期パートナーにはVisaやMastercard、Salesforceなどのグローバル企業が名を連ねています。各機能はモジュール式のため、既存のEC基盤に柔軟に組み込むことが可能です。

Journalポイント

編集部

実はこれ、AIが自律的に買い物をする時代に、お店側がシステムを何度も作り直さなくて済むようにする画期的な仕組みなんです。

え、AIが買い物をするんですか?人間がボタンを押すのではなく、AIが勝手に決済まで終わらせてしまうということですか?

読者
編集部

その通りです。これをエージェンティックコマースと呼びます。ただ、AIのプラットフォームごとにデータの送り方や決済のルールがバラバラなので、お店側は新しいAIが登場するたびにシステムを開発し直さなければならないという深刻な課題があったんです。

でも、それってもともとあるAPIを使えば、簡単に繋ぎ込めるものじゃないんですか?

読者
編集部

APIというのは、異なるソフトウェア同士が情報をやり取りするための接続口のことです。確かに接続は可能ですが、AIごとに仕様が異なるため、毎回個別の開発が必要になります。そこで「Adyen Agentic」が、あらゆるAIの仕様を自動で翻訳する中間レイヤーとして機能するわけです。

なるほど!翻訳機のような存在ですね。具体的には、この仕組みを導入すると、お店側にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

読者
編集部

たとえば、MetaのAIチャネルで販売を始めたいとき、既存のECシステムをいじることなく、すぐに販売や決済を開始できます。商品データの提供からカート作成、安全な決済処理まで、Adyenの強固なセキュリティ基盤の上で一元管理できるのが強みです。

決済大手のAdyenだからこそできる信頼性ですね。他の決済会社やテック企業も、同じような動きをしているのでしょうか?

読者
編集部

はい、業界全体で共通ルールを作る動きが活発です。今回のプロジェクトには、VisaMastercard、Salesforceなどの巨頭も初期パートナーとして参画しています。プラットフォームの壁を越えた相互運用性が、今後のコマースの標準になっていくと見られます。

AI時代の買い物は、裏側のインフラから大きく変わりつつあるのですね。とても勉強になりました!

読者
Adyen Japan株式会社 ニュース要点の図解

Adyen Japan株式会社

代表
アダム・ジョルダン・ブラウンステイン
所在地
東京都渋谷区渋谷2丁目24-12 渋谷スクランブルスクエア39階
URL
www.adyen.com/ja_JP

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