プレスリリース要約
「無印良品の家」を展開するMUJI HOUSEが、法人向け大規模木造建築事業を本格化させています。同社は最高ランクの『ZEB』認証を取得した大規模木造店舗「無印良品 那珂川」と「無印良品 精華台」を相次いでオープン。脱炭素社会の実現に向け、環境性能と地域貢献を両立する新たな商業建築のモデルとして注目を集めています。
MUJI HOUSEは、大規模木造建築事業の3例目となる「無印良品 那珂川」(福岡県)と、4例目かつ本州初となる「無印良品 精華台」(京都府)の設計・施工を担当し、両店舗がオープンしたことを発表しました。両物件ともに、高い耐震性能と大空間を両立する「SE構法」を採用。さらに、一次エネルギー消費量の収支をゼロにする最高ランクの『ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)』認証を取得しています。これにより、環境負荷の低減と地域資源の活用を両立させた、先進的な大規模木造店舗が実現しました。
「那珂川」では福岡県産スギ材を外壁に使い、年間約440万円の運用エネルギーコスト削減と190トンの炭素貯蔵量を見込みます。一方、厳しい防火地域に位置する「精華台」では、京都府産スギ材を活用しつつ、90分準耐火構造などの高性能な防火技術を導入。さらに蓄電池を配備し、災害時の特定負荷利用機能を持たせることで地域の防災拠点としての役割も担います。両店舗とも延床面積1,700平方メートルを超える規模であり、MUJI HOUSEが培ってきた木造建築技術の社会実装を示す好例となっています。


Journalポイント
実はこれ、単に木造で建てただけでなく、年間数百万円もの光熱費を削減しながら、災害時には地域の避難所にもなる超高機能な店舗なんです。
え、そうなんですか?木造の店舗って、なんとなく火災に弱かったり、維持費がかかったりするイメージがありました。
実は今、企業には脱炭素への対応が強く求められています。特に店舗などの建物は運営時のCO2排出量が多いため、建物の省エネ化と木造化が急務になっているんです。
鉄骨やコンクリートで建てた方が、頑丈で安く済むんじゃないですか?
確かに以前はそうでした。しかし、今回の「無印良品 那珂川」の例では、太陽光パネルなどの導入で年間約440万円のエネルギーコスト削減を見込んでいます。長期的な運用コストは劇的に下がります。
なるほど!じゃあ、木造にすることで、環境への貢献度もかなり変わってくるということですか?
その通りです。木材は炭素を固定するため、今回の2店舗ではそれぞれ約200トン以上の炭素貯蔵を実現しています。さらに、独自の「SE構法」を使うことで、木造でありながら柱の少ない大空間を作れるようになりました。
他の会社も、同じように商業施設の木造化を進めているんでしょうか?
はい、業界全体が木造シフトへ動いています。法改正による規制緩和も追い風になり、オフィスやホテルなどでも木造化が急増しています。MUJI HOUSEはその先駆者として、自社店舗で実績を積み上げているわけです。
なるほど、環境対策とコスト削減、さらに地域の防災まで兼ね備えた新しい店舗開発の形なんですね。勉強になりました!

株式会社MUJI HOUSE
- 代表
- 永原 拓生
- 所在地
- 東京都文京区後楽2-5-1 住友不動産飯田橋ファーストビル7階
- URL
- www.muji.net/ie
