プレスリリース要約
2026年4月に開学したCo-Innovation University(CoIU)を運営する学校法人CoIUは、熊本県五木村と教育研究プログラムの連携協定を締結しました。村域の94%が森林で人口800人という極小の地域を実践のフィールドとし、社会人向けリカレントプログラムなどを通じて持続可能な地域共創モデルの構築を目指します。
学校法人CoIU(岐阜県飛騨市、理事長:井上博成)は、熊本県五木村と教育研究プログラムおよびカリキュラムの連携に関する基本協定を締結しました。CoIUは「共に文明を問い、未来を共創する。」を理念に掲げ、教室内にとどまらない実践的な学びを重視する新しい4年制大学です。今回の協定により、CoIUが展開する社会人向けリカレントプログラムにおいて、五木村をリアルな実践フィールドとして活用。地域課題の解決や、持続可能な地域づくりに向けた具体的な取り組みを共同で推進していく方針です。
連携先である熊本県五木村は、面積の約94%を森林が占め、人口わずか800人の山村です。大企業や大規模プロジェクトが存在しない一方で、行政、住民、事業者の距離が近く、個々の取り組みが地域全体に直接的な影響を与える特徴を持っています。五木村はこれまでも滞在型インターンシップなどの外部人材を受け入れてきた実績があり、地域全体が学びの土壌となっています。CoIUは、この「地域そのものが学びのフィールド」となる環境で、学生や社会人が現場での対話を通じて社会の仕組みを立体的に学ぶカリキュラムを企画・実施します。


Journalポイント
実はこれ、限界集落に近い小さな地域ほど、社会の「縮図」としてビジネスの検証がしやすいからなんです。
え、そうなんですか?不便な場所での学びが、なぜビジネスに役立つのかピンとこないです。
実は今、都市部のビジネスパーソンに必要なのは、予測不能な課題に対して『自ら問いを立て、周囲を巻き込んで解決する力』なんです。五木村のような場所では、行政や住民との距離が近いため、提案がすぐに形になりやすいというメリットがあります。
でも、それってもともと学生向けのボランティア活動のようなものじゃないんですか?
いいえ、本質は異なります。たとえば、村の主要産業である林業のDXや観光資源のマネタイズなど、実際の経営課題に近いテーマに挑みます。人口800人だからこそ、一人のアクションが地域全体を動かす手応えをリアルに実感できるんです。
なるほど!じゃあ、単なるお勉強ではなく、実戦形式のリカレント教育ってことですか?
リカレント教育というのは、社会人が必要に応じて学び直し、キャリアやスキルをアップデートすることです。CoIUでは、本物の地域課題をテーマにすることで、座学だけでは得られない『実践的な共創スキル』を身につけるプログラムを提供します。
他の大学や企業でも、同じように地域と組む動きは広がっているのでしょうか?
実は業界全体が『地域共創型』の教育へシフトしていて、地方の課題を解決するビジネスモデルは、そのまま日本全体の未来の課題解決につながるため、多くの企業が研修先や新規事業の種を探す場として注目しているんですよ。
なるほど、地方は課題の宝庫であり、新しいビジネスの実験場でもあるんですね。勉強になりました!


