プレスリリース要約
砂糖を一切使わず、甘酒と鰹出汁で仕上げる新感覚のいなり寿司専門店「KITAINARI」が、麻布十番から渋谷ヒカリエへ本店を移転しリニューアルオープンします。伝統的な和食を現代的な健康志向とクリエイティブな発想で再定義した同店の挑戦は、フードビジネスにおける新たな価値創造の手本として注目を集めています。
いなり寿司専門店「KITAINARI」は、2026年6月28日より渋谷ヒカリエ地下3階に本店を移転し、リニューアルオープンします。同店は2024年1月に麻布十番で創業し、これまでのいなり寿司の常識を覆すメニュー展開で話題を呼んできました。今回の移転に伴い、看板商品であるいなり寿司のラインアップに加え、新メニューとして「和牛と大山鶏の塩麹そぼろ寿司」の販売を開始します。さらに、オープン記念として人気の「トリュフいなり」を期間限定の特別価格で提供するなど、新たな顧客層の開拓を狙います。テイクアウト専門店として、渋谷駅直結というアクセスの良さを活かした展開を進めます。
同店の最大の特徴は、砂糖を使用せず、甘酒と鰹出汁でふんわりと炊き上げた「横山食品」の油揚げを使用している点です。シャリには冷めても美味しい山形県産ブランド米「つや姫」を採用し、赤酢と甘酒をブレンドした特製酢で奥行きのある味わいを実現しています。メニューは伝統的な味わいにとどまらず、花椒を効かせたエスニック風やラムカレー味、さらにはジビエを使用したものまで、現代の多様な食ニーズに応える構成です。また、グラフィックアーティストのMIHO MURAKAMI氏が手掛けたスタイリッシュなパッケージは、手土産やホームパーティー用のギフト需要にも適しています。


Journalポイント
実はこれ、単なる店舗の引っ越しではなく、和食の定番であるいなり寿司を現代風に再定義したプレミアム化戦略の先進事例なんです。
え、そうなんですか?いなり寿司って手軽で素朴な食べ物というイメージが強いですが、どうやって差別化しているのですか?
実は今、中食市場において「健康志向」と「プチ贅沢」の二極化が進むという課題があります。そこで同店は砂糖を使わず甘酒と鰹出汁でお揚げを炊き上げるという独自の製法を開発したんです。
でも、それっておともと甘くて濃い味が特徴のいなり寿司としては、味が薄くて物足りなくなったりしないんですか?
そこが工夫のしどころで、シャリに旨みの強い赤酢を合わせることでコクを出しています。さらにラムカレーや花椒を使ったエスニック風など、これまでにない新感覚のメニューで驚きを提供しているんですよ。
なるほど!じゃあ、その新しい食体験や高級感をターゲット層にしっかり届けるためには、デザインによるブランディングも不可欠になりそうですね?
ブランディングというのは、ブランドの持つ価値や世界観をデザインなどで表現し、他社と差別化することです。本作ではアーティストのMIHO MURAKAMI氏を起用した洗練されたパッケージを開発し、手土産やギフトとしての価値を大きく高めることに成功しています。
他の食品や伝統的な和食のジャンルでも、似たようなアプローチで新しい市場を開拓している事例はあるのですか?
はい、実はフード業界全体が、おはぎや日本茶、おにぎりといった日常食を現代的な感性でリメイクし、高単価なギフトや体験型消費へとシフトさせています。KITAINARIのヒカリエ進出もその流れを象徴しています。
身近な定番商品こそ、アイデア次第で大きなビジネスチャンスに化けるということですね。とても勉強になりました!

KITAINARI

- 代表
- 北村崇彦
- 所在地
- 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエB3
- URL
- www.yuuzuumuge.info
